去る1月24日、スクウェア・エニックスは、千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターにて、iOS/Android用のキャラクターコマンドRPG「乖離性ミリオンアーサー」(乖離性MA)のリアルイベントである「御祭性ミリオンアーサー」を開催した。 VR・パノラマ系メディアのPANORA的に注目なのは、なんと乖離性MAのVR体験コーナーを用意していたということ。しかも、VRゴーグルの「HTC Vive Pre」が国内初展示というからには、これはもう絶対に見ておきたい!!!!! というわけで現地を訪れてかぶってまいりました。 HTC Vive Pre Oculus Rift、PS VRのライバルが上陸! VRゴーグルというと、国内ではPCにつないで使う「Oculus Rift」や、PlayStation 4向けの「PlayStation VR」、スマートフォンの「Galaxy S6/S6 edge」を利用
Facebook、Twitter、2ちゃんねる、niconico、はてなブックマーク……。世の中のウェブサービスは、ネットを通じたコミュニケーションが楽しくて発展してきた経緯がひとつにあります。何かニュースが起こった際には、まず誰かのコメントが気になるという人も多いはず(テレビのワイドショーもそうですよね)。FacebookがOculusを20億ドルで買収したこともあって、VRもまた同じ歴史をトレースするかも? そんな実写360度写真+コメントを体現したサービスが、昨年末からひっそりとオープンβでスタートしています。運営会社はモバイルゲーム業界の雄、DeNA。投稿者が注目ポイントを書いたり、アップロードした本人でも気づいていないことをユーザーが指摘したりと、コメントの使い方が現在進行形で発掘されています。 やっぱり投稿したからには見てほしいところをフィーチャーしたいですし、他人が投稿したも
現在、YouTubeのOculusチャンネルでは、2015年の9月23〜25日に開催された開発者向けイベント「Oculus Connect 2」の各講演が視聴できる。 しかし、個々の講演は30分から1時間ほどあり、忙しいVR開発者にとってはなかなか聴く機会がないと思う。そこで、開発者の皆様に役立ちそうな講演をピックアップし、その概要をお届けするのが本連載の狙いだ。 第一回目は、初日の講演「Making Great VR: Lessons Learned from I Expect You To Die」の概要をお届けした。第二回目の本稿では、同じく初日の講演「New Techniques for Streaming VR Video」をまとめている。 講演者であるFacebookのソフトウェアエンジニア、デイビッド・ピオ(David Pio)氏は、とにかくビデオ映像が大好きで、最近のVRビ
The KENZ(bellezza)とグローバルマーケットは24日、VRコンテンツの同時配信・視聴システム「ラーニングGear」の販売を開始したと発表した。PCと端末を独立した無線LANネットワークで接続することで、体験者がVRゴーグルを操作することなく、同時に動画再生を始められる。 価格は、初期設定費が150万円(端末5台まで、6台目以降は1端末20万円)。月額利用料・システムサポート費が1端末あたり1万円。 VRゴーグルは、日本においても企業のPRイベントや不動産の紹介などで活用されてきた。しかし、機器自体がなじみが薄いこともあって、利用者が操作方法がわからなかったり、正しく視聴できているのか外部から見えなかったり、個別に対応して体験しなければならなかったという難点があった。 そうした課題を解決するために、VRゴーグルをかぶるだけで複数人が同時視聴できる本システムを開発したとのこと。タ
2016年に米国ユタ州のソルトレイクにオープンを予定しているVRアトラクション施設「The VOID」。複数プレイヤーでVRゴーグルをかぶりながら、実際に部屋のドアを操作したりして施設を動き回りながら楽しめるというのが新しい。 このThe Voidに置いて、家庭向けVRゴーグルと一線を画しそうな技術が、無線のモーション&ポジショントラッキングだ。複数プレイヤーがバーチャル世界入って動き回って遊べるようにするには、ケーブルが邪魔になってしまうが、一体、どんな仕組みで排除しているのか。台湾在住で電子機器の動向に詳しいEjiさんに解説いただいた。 資金の支援を求めていたトラッキングシステム 「究極のディスプレーは、ある種の部屋になるはず。イスが提示されたら、座れなければならない。手錠が現れたら、拘束されなければならない」 「The ultimate display would, of cours
今から35年前の1980年にアーケードゲームとして開発された戦車ゲーム「BattleZone」というゲームがある。ワイヤーフレームによる3D描画を採用した戦車のシューティングゲームで、主観視点を採用したFPSの始祖でもあった。 当時の製作元は同作品をベースにしたシミュレーターを米陸軍に導入したこともあって、本作をオマージュしたワイヤーフレームの戦車ゲーム(「Steller 7」や「X」など)が開発されたこともあった。さらに、本作に似た雰囲気のゲームがとある戦車道アニメに登場したりと、このゲームをリスペクトした作品は数知れない。 そんな元祖戦車バトルゲームがVRで新生を果たしたのが、このPlayStation VR向けの「BattleZone」になる。 PS VRを着用すると、なんと画面には「INSERT COIN(当時のアーケード風に言うと『コインいっこいれる』)」の表示。なるほど、元がア
コロプラやグリーなど、スマートフォンアプリ系企業の参入が相次ぐ日本のVR業界。16日には、gumiが突然、VR系のスタートアップを支援する100%子会社「Tokyo VR Startups 株式会社」(以下、Tokyo VR Startups)を立ち上げると発表した(ニュース記事)。 今回、「gumiの自社開発ではなく、なぜベンチャーへの資金提供なのか」、「VR開発者はどんな支援を受けられるのか」について、Tokyo VR Startupsの代表取締役に就任予定のgumi社長である國光宏尚氏と、同取締役に就任予定のVRジャーナリスト、新清士氏のお二人に話を聞いた(以下、敬称略)。 左から國光宏尚氏、新清士氏 1ヵ月ほどで立ち上げた会社 ——何がきっかけでTokyo VR Startupsを立ち上げることになったんでしょうか? 新 國光さんが10月13日の「Oculus Connect 2報
G-Tuneといえば、Oculus Rift系の展示会でもよく見かけるPCだ。Oculus RiftのDK2(第2世代開発キット)の動作指標を示した「OcuFes監修PC」をリリースしたこともある同じブランドが、どんな想いでOculus Rift向けPCを開発してきたのか。マウスコンピューターの杉澤竜也氏に話をうかがった(以下、敬称略)。 マウスコンピューター & G-Tuneプロダクトマネージャー、杉澤竜也氏。G-Tuneブランドを育ててきた人物だ。 ——G-TuneとOculus Riftとの出会いを教えてください。 杉澤 もともとのOculusとの出会いは2013年に発売されたDK1(初代開発キット)のときでした。当初、ゲーミングPCをどうやって世の中に広めていけばいいかを模索していたんです。ゲームとのコラボは他社も当たり前にやっているし、どうやったらG-Tuneの特色を出せるか。そ
Oculusが公開しているベストプラクティスガイドの中に「13歳以下の小児は当製品を使用すべきでない」との記述があることは、VRコンテンツのクリエイターにはよく知られた事実です。 その理由として、当該文章の中では「13歳以下の小児は視覚の重要な発達時期にある」ことが挙げられていますが、それ以上の詳しい根拠は述べられていません。これについて、11月7日に開催されたVRCカンファレンスでは、大阪大学大学院医学系研究科・感覚機能形成学の教授を務める不二門尚(ふじかど たかし)氏による講演が行なわれ、医学的見地からの具体的な情報が明らかになりました。 VRでは表示パネルにピントが固定されてしまう 大阪大学大学院医学系研究科 不二門尚氏 「HMDのガイドライン─小児の輻輳・調節、眼球運動の発達の観点から」と題されたこの講演では、3DテレビやVRHMDによる人工的な立体視について、視線の位置(輻輳)と
東京ビッグサイトで開催中の「第44回東京モーターショー2015」(一般公開日:10月30日〜11月8日)。見どころはもちろん各自動車メーカーの新車やコンセプトカー、周辺メーカーの最新技術を使ったパーツなどですが、ブースの一部ではVRシステムを使った展示もチラホラ見かけます。 振動するシートと連動するジヤトコ まずは自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ。Oculus Riftを使った「CVTバーチャルドライビング」コーナーが用意されています。 このコーナーではOculus Riftに映し出される映像に合わせてシートも振動。CVTの滑らかさなどが体験できるようになっています。システムの担当者によると、こういったイベントでは製品の展示だけで実際に体験してもらうことが難しく、Oculus Riftを別の展示会で観たときに「これだ!」と導入したとのこと。 実際に体験してみると、CV
ピクセラは28日、記者発表会を開き、自社サーバーを用いた法人向けパノラマVRサービスを2016年3月に開始すると発表した(事前記事)。 コンテンツ製作に使う360度カメラ「Sphericam 2」(スフィリカム)の販売、AV機器のような外観の専用PC「パノラマVR PC」の提供、VRヘッドマウントディスプレーやタブレット/スマートフォンで閲覧できる360度パノラマ映像シリューションなど、複数の新要素を明らかにしている。 事業の全体図。撮影、編集、配信、再生というすべての段階を一気通貫でおさえているのがポイントになる。コンテンツの配信サーバーでは、従来のH.264形式よりデータ容量をおさえられるH.265形式のリアルタイム変換を2016年中に実現する。 米スフィリカムが手がける「Sphericam 2」は、6つのレンズを用意し、最大4096×2048ドット/60fpsで撮影できる360度カメ
niconicoは10月25日、さいたまスーパーアリーナにて開催中のライブイベント「ニコニコ超パーティー2015」にて、Gear VRを利用した360度ライブ配信システムをデモしている。リコーが技術協力した「全天球カメラ実験機」でメインステージを撮影し、未公開のGear VR用アプリ「niconicoVR」で視聴するという仕組みだ。 ゲームエリア会場に設置されたブースでは、初めてVRを体験するニコ動ユーザーが驚き、のけぞりながらGear VRで映像を体験する様子も見られた。 リコーは、23日に発売となった「THETA S」でVR的には有名な企業。写真の左がTHETA Sで右が全天球カメラ実験機。一見、THETA Sに似ているが、内部のソフト・ハード的には大幅な改造を施した別物で、まだ世界に8台しかないという。 実際に運用しているところの写真。 映像は30fpsで出力するできるようになってお
10月10日から11月1日まで、神奈川県海老名市のマルイファミリー海老名にて開催中の「攻殻機動隊 原画展」。17、18日の11時から19時には、ティザー版「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」が展示される。内容は東京ゲームショウ2015で上映されたものと変わらないが、ドームスクリーンではなく、Oculus Riftを使った視聴になる。体験には17、18日に400円のクリアファイル購入すると配布される「イベント参加整理券」が必要だ。 完全版となるiOS/Androidアプリは2015年冬に有料配信する。価格は480円。また、10月31日には、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」キャラクターデザイン・作画監督の後藤隆幸さんのサイン会が同会場で行われる。31日はティザー体験がないので要注意。詳細は下のリンクから確認。
CEATEC JAPAN 2015で、初日に取材した触感ゲームコントローラー「Unlimited Hand」。最終日にゲームを展示すると聞いていたので行ってみたところ、残念ながら体験できなかった。 悲しみの雨を降らせたい勢いだったが、CEATECの女神は救いの手を出してくれた! 同じく触感タイプのコントローラーをミライセンスさんが出していました。 今回体験させていただいたのは合計4種類。そのうち写真の参考出展をのぞいた3種類を紹介します! まずはカーアクションゲーム。 コントローラーはこちらの小さい2つで、両手に持つ事で車の振動などが体感できる。 フットペダルで早速エンジン始動! 運転始めて速攻壁にぶち当たる記者……。どれだけゲームに慣れてないのかわかる行動ではあるが、むしろそのおかげでコントローラーを通したすさまじい振動を体感できた。これ確実に事故ってる! 多分ミライセンスさん的には、そ
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