マルセイユ版(ジャン・ドーダル版)タロットの魔術師 マルセイユ版タロット(マルセイユばんタロット、仏:Tarot de Marseille)は、16世紀から18世紀頃のヨーロッパで、大量生産されていたカードの絵柄の総称。またはその絵柄を踏襲したタロットカードの名称。「マルセイユ版」「マルセイユ系」などと略される。 一般的には「グリモー版」のタロットカードを指して呼称する場合が多い。 歴史[編集] 起源とフランスへの伝来[編集] 歴史上、タロットカード自体のルーツを遡ると15世紀のイタリアへと辿ることができ、当時プレイングカードとして主にカードゲームなどに使われていたものが、そのままヨーロッパ各地へと伝わり、後に「何らかの要因」によって占い等の神秘的・秘教的意味合いを持つものとなっていったと見られている(タロットの項も参照)。 フランスの歴史に於いて、文献等に初めてタロットを含む「プレイング
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