(CNN) ジャパニーズウイスキー誕生の地であるサントリーの山崎蒸留所で最初に出されたのは1杯の水だった。 私はそのあまりのおいしさに衝撃を受けた。そのおいしさの理由の説明を受ける前に、なぜこの水の味はこんなに切れがあり、他の水と全く違うのかと私の方から尋ねていた。 山崎蒸留所は、山の竹林に囲まれており、その竹林の美しさに感動した。そして、日本で最初のウイスキーがこの場所で造られた理由が、この地域の水であることが分かった。 「この蒸留所が約100年前にこの場所に建てられたのは、この伝説的な水があったからだ」と語るのは、サントリーに20年間勤務する角田誠氏だ。 山崎の名水は、深い山奥の泉から引いており、日本の環境省から日本で最も優れたミネラルウォーターの1つに指定されている。また昔、茶聖・千利休がこの地の名水を使って、侘び茶の世界を大成させたとも言われている。 そして今日、世界で最も優れたウ