インフラ投資計画としては史上最大規模で[6][7]、建国100周年に当たる2049年までの完成を掲げている[8]。「一帯」構想は習総書記が行った2013年9月7日のカザフスタンのナザルバエフ大学での演説、「一路」構想は同年10月3日のインドネシア国会での演説でアジアインフラ投資銀行(AIIB)とともに初めて提唱された[2]。AIIBや中国・ユーラシア経済協力基金(英語版)[9]、シルクロード基金などでインフラ投資を拡大させ、また発展途上国への経済援助を通じ、人民元の国際準備通貨化による中国を中心とした世界経済圏の確立を目指すとされる[10]。 中国政府の李克強国務院総理は沿線国に支持を呼び掛け、100を超える国と地域から支持あるいは協力協定を得[11][12]、さらに国際連合安全保障理事会[13][14]、国際連合総会[15][16]、東南アジア諸国連合(ASEAN)、アラブ連盟、アフリカ