紅茶を飲んで意識喪失、首をつった遺体も…プーチン大統領に反対し不可解な死を遂げた人物はわずか2年で50人 ▲写真提供=首相室/NEWSIS ロシアでは権力に抵抗する人物の不可解な死は非常に歴史が深い。帝政ロシア時代の1762年1月に即位した皇帝ピョートル3世はクーデターによりわずか6カ月で廃位となり、それから8日後に死亡した。後任の皇帝で妻だったエカテリーナ2世による暗殺が有力視されている。レーニンと共にロシア革命を率いたトロツキーは政敵だったスターリンが権力を握るとメキシコに亡命したが、1940年に刺客により暗殺された。元情報機関職員だったクリビツキーは「共産主義との決別」を宣言した直後の41年に米ワシントン市内のあるホテルで遺体で発見された。 【表】相次ぐ不審死…プーチン大統領を批判して謎の死を遂げた人物と死亡当時の状況 プーチン大統領が政権を握った後に暗殺疑惑が指摘される代表的な事件