2017年に753名の東大合格者を出した「東進」(東進ハイスクール、東進衛星予備校)。 東進は、早くから通信教育を始めていたこともあり、膨大な受験生のデータを持っています。 そんな東進から興味深い内容が、ホームページで紹介されていました。 難関大に合格する人は「元々能力が高い」と思われがちです。しかし、東進が検証したデータにより、興味深い事実が判明しました。上記のグラフによると、東大理系に合格した生徒は高1の時点で5教科7科目で平均470点前後であるのに対し、地方国公立大理系合格者は平均300点前後です。この得点差は高校3年間ほぼ平行に推移し、埋まることはありませんでした。 つまり、高1までに東大合格者の高1時点の学力と同じレベルまで学力を引き上げておくことで、東大合格へのスタートラインに立つことができるのです。逆にいえば、それができなければ東大合格は厳しいものになってくるといえるでしょう