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2020年7月2日のブックマーク (3件)

  • 好きだった人と久しぶりに会った。

    とあるきっかけで久しぶりに古い仲間で集まった。好きだった人もそこに来ていた。 好きだった人が少し前に結婚していたことは知っていたけど、結婚してから会うのは初めてだった。 とても幸せそうだった。 周りから祝福されていて、新婚旅行には海外のテーマパークに行ったそうだ。 最近も二人で別の国に遊びに行ったと言っていた。 結婚相手は同じ会社の人で、仕事もできて部署を一人で支えているそうだ。 好きだった人も仕事に一生懸命で、お似合いの二人だと思った。 その人が結婚相手との話をするとき、謙遜するでもなく、嬉しそうにするでもなく、とても自然に「うち」という表現をした。 我が家、家庭、うちの家。 ああ、結婚したんだなと思った。もう私にはまったく手の届かないところへ行ったんだなと。 いまさら好きだった人とどうこうなろうなんて全く思っていなかったけれど、 なんだかほんとうにもう違うところに立っているのだと、私の

    好きだった人と久しぶりに会った。
  • 「クリエイターがお金にこだわるなんて汚い」という、謎の意識は滅んでほしい。

    「お前の技術なんて大したことない」 「そんなこと誰にでも出来る」 って思わされて、結果的に作品や自分の技術を安く買いたたかれてしまっている人、多分目に見える範囲外でもたくさんいるんじゃないかなあ、と思ったんです。 定期的に話題に上がるテーマとして、「ハンドメイド作品の値切り問題」というものがあります。 ちょっと前の記事なんですが、例えばこういうお話があります。 「材料費100円とかでしょ」ハンドメイド作家に心無い値下げ要求 テレビ番組が材料費と販売価格の差が大きいと放送 この購入希望者は、1200円で販売予定のキーホルダーに対し「500円くらいとか無理ですか?」と指値を提示。その根拠は、「そんなに材料費とかかかってないと思うので」「材料費100円とか200円とかじゃないんですか?」というものだった。作家が、高い素材を使用していることや、繊細な作業が必要で加工に時間がかかることなどを丁寧に説

    「クリエイターがお金にこだわるなんて汚い」という、謎の意識は滅んでほしい。
  • 今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く|しまだあや(島田彩)

    今週末の日曜日、私はユニクロで泣く。 いつも行く、イオンの4階に入っているユニクロで。きっと、震えながら白のエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)を手に取って、泣く。 何の話か全くわからないと思うけど、今、たった今3時間前に起きたことを、心臓をばくばくさせながら、今日は書く。 私の家は、奈良にある。近鉄電車の快速急行が止まる駅。そして、家の94%を、地元の20代以下に開放している。(6%は私の寝室)(その話はまたいつか…) その中で、最近よく遊びにくる18歳の青年がいる。以下「R君」とする。 3日前の夜。 R君が、アーバンリサーチの黒いリュックをごそごそしながら、私に言った。「僕、あさってバイトの面接受けるんです」 そして、リュックからノートパソコンを取り出して、小さな声で「志望動機とか、おかしいところないか見てもらえないですかね…」と言った。いいよと言うと、中くらいの声で「や

    今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く|しまだあや(島田彩)