こう書房の場合、原稿をいただいてから本ができあがる(刷りあがる)までのあいだに、通常2回の「著者校正」があります。 原稿から初校(最初の校正紙)が出るまでのあいだに、出版社側で文章に手を加えていたりすることがあるので、それを著者さんに確認してもらうことも含め、「校正紙」という、デザインされたページの中に文章が入った状態であらためて内容確認を著者さんにしてもらうために、初校を著者さんに1週間程度で見てもらいます。 見てもらった初校の著者校正で著者さんから指示された修正・書き直しや、初校印刷後に出版社側で見つけた誤字等の直し、あるいは新たな文章の調整などを反映して、再校(2回目の校正紙)を出します。そして再校も著者さんに「著者校正」として1週間程度で確認してもらい、そこで出た修正・調整等を反映して、印刷用の最終データを完成させる、というのがたいていの場合の流れです。 校正って、真剣にやるときり