トップ > 暮らし・健康 > 暮らし一覧 > 記事 【暮らし】 非正規化進む図書館職員 労使交渉で待遇改善 Tweet mixiチェック 2014年5月9日 嘱託員制度を導入した町田市立図書館。中央カウンターの業務にも嘱託員が入る=東京都町田市で 公立図書館で働く職員の非正規化が進んでいる。財政難などを理由に、自治体が人件費を削減していることが背景にある。正規職員を増やさずにサービス低下を防ぐため、嘱託員制度を導入した東京都町田市立図書館では、正規職員と同等に働く嘱託員が、労働組合をつくって待遇改善に取り組んでいる。 「辞めると言ったら驚いてくれて…。私って図書館にいてもいい人間なんだって、うれしかった」 町田市立図書館で昨夏まで、非常勤の主任嘱託員として働いた野角(のずみ)裕美子さんは、かつての同僚から渡された手紙を今も大切に保管する。「いていいとか、いけないとか、そんな思いをさせる職