矢野経済研究所が「ファッションEC市場に関する調査結果 2010」を実施、 2009 年度のファッションEC市場は、 金額ベースで4390億円(前年度比106%)と順調に拡大したと発表した。 市場拡大の背景として、 ファッション商品においてECが必須の販路として確立され、 各社がEC事業の強化を行った結果、 消費者のECにおけるファッション商品購買率が高まったことや、 景気低迷の中「賢く買物をしたい」という消費者の購買心理に 「価格・商品比較ができ、時間・場所の制約を受けない」というECが マッチしたこと等を挙げている。 今後、ブランドホルダー企業にとって自社ECサイトは、実店舗との連動等、 販売目的だけではない様々な機能を有する重要な位置づけを持つものとなり、 ラグジュアリーブランドも含め、今後の開設は必須となると分析。 中でも、アウトレット型ECの拡大を予測しており、 昨年から複数開設