かなざわいっせいさんの仕事 作者:「かなざわいっせいさんの仕事」製作委員会 発売日: 2020/12/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) おれの競馬の初めには、別冊宝島競馬読本があった。 ついてこられない人間は置き去りにする。 別冊宝島競馬読本は、ムックであった。多数の著者が、それぞれ一頭の馬についてコラムを書く、というのが基本的な形であった。おれは別冊宝島競馬読本によって、馬柱の父や母父にある名前の馬のことを知っていった。 おれはスティールキャストの菊花賞の実況から、母プリテイキャストの存在を知り、競馬に魂を捧げるようになった人間である。おれの競馬は過去の追憶から始まった。そして、過去の名馬も迷馬も別冊宝島のなかで見つけた。 別冊宝島にはたくさんの著者がいた。とうぜん、自分好みの書き手というものが出てくる。読む前から、これは当たりだな、という感じだ。川上悦夫牧場専属夏季限定牧夫かな
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