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ブックマーク / suumo.jp (8)

  • ミクシィで出会った犬と秋田が、僕の漫画家人生を変えた。(文・みずしな孝之) - SUUMOタウン

    著者:  みずしな孝之 秋田に縁がなかった僕が「いとしのムーコ」を描いたわけ 秋田に縁のない人生でした。 東京生まれ東京育ちで、親は長野出身。親戚がいるわけでもなく、修学旅行は奈良京都、好きな球団は横浜大洋。「北国へ旅行に行こうか」と思うことはあっても、一気に北海道まで飛んでしまう感じで。東北には興味はあっても、訪れる機会はほぼなかった秋田県。 なのに、みずしな孝之がなぜゆえ秋田を舞台とした漫画「いとしのムーコ」を描くことになったのか。それはもう、うちのアシスタントのフジイのおかげです。 2010年ころ、秋田県・大曲出身のフジイからこんな情報を聞きました。「知り合いに、秋田の山奥のガラス工房でガラス吹き職人をやっている人がいる」「そこで飼っている犬がむちゃくちゃ可愛くて、ミクシィもやってる」と。 「えっ! 犬がミクシィ!?」「なにそれ! 器用! おもしろい!」と、早速興味津々だったのですが

    ミクシィで出会った犬と秋田が、僕の漫画家人生を変えた。(文・みずしな孝之) - SUUMOタウン
    shaw
    shaw 2021/02/02
  • 最近は“僕の京都”を壊しにかかっているんです――小説家・森見登美彦さん【ここから生み出す私たち】 - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 杉恭子 写真:浜田智則 創作しながら暮らす場所として、あえて「東京」以外の場所を選んだクリエイターたち。その土地は彼・彼女らにとってどんな場所で、どのように作品とかかわってきたのでしょうか? クリエイター自身が「場所」と「創作」の関係について語る企画「ここから生み出す私たち」をお届けします。 ◆◆◆ 第1回目の「ここから生み出す私たち」に登場いただくのは、奈良出身の小説家・森見登美彦さんです。 京都での学生時代に小説家デビューし、一時は東京に拠点を移した森見さん*1。現在は地元の奈良に戻って執筆活動をしながら、もう一つの仕事場がある京都との間を行き来されています。デビュー作以来書き続けている京都のこと、原風景としての奈良郊外の街への思い、そして「住むこと」と「書くこと」のかかわりについて伺いました。 京都を舞台にしたきっかけは「やけくそ」だった ――森見さんは奈良県

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  • 変わらない街「高円寺」に時代がやっと追いついた - SUUMOタウン

    著者: 神田桂一 突然だが、僕はハイパーメディアクリエイターの高城剛の大ファンである。メルマガも定期購読しているほどだ。その高城剛がある号のメルマガで、こんなことを書いていた。 「今、信頼できる外国人に一番ホットな東京の街はどこだと聞くと、中目黒、そして高円寺だと言います」 僕はここのところ、高円寺は、未来の街の姿のロールモデルなのではないか、と言い続けている。ある意味で、最先端の街なのではないかと。しかし、僕が高円寺を最先端の街だと言っても誰も賛同はしてくれない。だが、高城剛が言っているのだ。頼むから信用してくれ(余計に怪しいか)。ただ、確実に言えることは、今、高円寺の街を歩いていると、外国人の多さにびっくりする。世界から注目されていることは間違いない。 高円寺では、チェーン店がどんどん潰れる 高円寺に長年住んでいて思うのは、高円寺は昔からなにも変わっていない。時代が高円寺に追いついたの

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  • 若者と元若者が暮らす、ほろ酔いの街「高円寺」 - SUUMOタウン

    著:サカイエヒタ 「いつかは卒業しなきゃ。通過すべき街なのよ」 ジブリ映画に登場する澄まし顔のが言い出しそうなこの台詞は、高円寺の銭湯で出会った歯のないおじさんの口から飛び出した。 湯上がりのジュースをすすりながら、人生の先輩の言葉を腹に落とそうと努力してみたが、高円寺にどっぷり浸かっていたそのころの自分にはうまくいかない。 代わりに精一杯うなずきながら、「なるほど、深いっす」とでたらめに答えた。 高円寺に辿り着いたのは必然なのか 新宿駅から中央線で二駅先に、高円寺駅はある。 出版社に勤める28歳の僕は、当時この街にへばりついて暮らしていた。もう10年近く前になる。サブカル好きの親父による幼少期からの英才教育のおかげで、つげ義春やVOWが教科書だった僕は、幸か不幸か、ちゃんと高円寺に辿り着く律儀な人生を送っていたのだった。 高円寺駅には北口と南口があり、駅を中心に商店街が10もある。それ

    若者と元若者が暮らす、ほろ酔いの街「高円寺」 - SUUMOタウン
  • あたたかな川をさかのぼるように、山形へ(寄稿:アサイ) - SUUMOタウン

    著: アサイ まだインターネットに触れていなかった高校3年生の秋。僕は学内誌に出す私小説の締め切りを気にしながら、進路指導室で大学資料と地図帳を眺めていた。 北海道で生まれ育った僕が進学先として考えた条件は「雪の降る古い町」「市内を大きな川が流れている」「目当ての学部がある」の3つ。これらを満たし、選んだのが山形県だった。 今思えばアナログな手法だったが、そうして進んだ大学は学業も日常生活もとても楽しく、特に古い寮で友人たちと過ごした時間は何物にも代え難いものとなった。そういった良い思い出を抱いて地元に戻り、働いて、と出会い結婚して、子どもが生まれた。 生活はうまくいっていたと思う。それでも僕は故郷を離れる決断をした。は「あなたとならどこへでも行くよ、出会ったころから言ってたじゃない」と言って背中を押してくれた。 そして僕は山形県に戻ってきたのだ、家族と一緒に。 ◆ 山形は藩政時代の経

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  • 銀座の隣の「新富」で、東京のよそ者として生きる(著:田村美葉) - SUUMOタウン

    著: 田村美葉 地元の金沢から上京してきたのは2003年の春、18歳のころだが、大学生としての最初の4年間というのは、サークルとか、研究室とか、バイト先とか、随分狭いコミュニティーの中で過ごしていた。2003年なんてついこの間のようだが、iPhoneTwitterGoogle Mapもなかったので、今とは全然違う移動の仕方をしていたように思う。 目当ての駅についたら、地図帳の該当のページを広げて、目的地を目指す。ページの端にたどりついたら、番号をたよりに「次のページ」へ。東京はそんなふうに、B5サイズの四角い見開きの一つひとつとして分断されていた。 就職を機に、それまで住んでいた学生会館を出ることになった私が選んだのは、中央区の新富というエリアである。大学生協ご用達の不動産会社から送られてきた物件情報の中で会社に最も近いのがそこだったからで、ほぼ、間取図だけ見て決めた。 世界が、分断さ

    銀座の隣の「新富」で、東京のよそ者として生きる(著:田村美葉) - SUUMOタウン
    shaw
    shaw 2016/12/22
    勤め先が10年くらい新富町だったけど、ランチの美味しいお店が沢山あって良いところであった…。
  • 「高円寺メシ」から見えてくる、人情とカオスの街・高円寺 - SUUMOタウン

    著: zukkini 東京都杉並区、JR中央線にある「高円寺」。この名前を聞いてどんな街を連想するだろう。学生の街、バンドマンの街、古着の街、それとも阿波おどりの街だろうか。 そこで普通に暮らす人、ゆかりのある文化人、色んな人の色んな「高円寺論」があるが、それも人それぞれである。昔から住む人も、最近上京して住みはじめた人も、外国人も、大人も子どもも、貧乏人も金持ちも、みんなそこに馴染んでいて、何となく暮らしている「人種のるつぼ」のような街。それが高円寺ではないだろうか。 僕は学生時代の大半を高円寺で過ごした。また、社会人になっても中央線沿線からは離れず、中野、阿佐ヶ谷、武蔵小金井と住まいを変え、高円寺から微妙に距離を置きながらも、ずっとかかわり続けてきた。 僕にとっての高円寺は2つの時代がある。学生時代の貧乏生活の中で必死で生きていた暗黒の時代と、社会人になり、財布と心に余裕が出た中で気付

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  • 日常と歴史が交錯する街「府中」で暮らす愉しさ - SUUMOタウン

    著: OKP 結婚するにあたり「お互いの勤め先の中間点あたりに住もう」という単純な理由で引越してきたのが、今も住んでいる「府中」。住むまでは「右に見える競馬場、左はビール工場♪」くらいのイメージしかなく、以前勤めていた職場でも「“ふちゅう”って味スタのあるとこだっけ?」なんて、微妙に名前の似ているお隣の「ちょうふ(調布)」と混同されることがあり……。 同じ東京都民にすら、イマイチその実態が伝わっていない気のする府中ですが、住んでみるとこれがなかなかに味わい深く住み心地の良い街なのでした。その府中について「京王線の府中駅から西武多摩川線の是政駅(これまさえき)にかけてのエリア」、ちょうど府中街道沿いの徒歩にして30分圏内を紹介します。 ジョギングならちょうど一周に収まってしまいそうな、私が普段散歩で出掛ける府中のごく一部です。そんなさほど広くないエリアに、歴史と産業、緑豊かな市民の憩いの場ま

    日常と歴史が交錯する街「府中」で暮らす愉しさ - SUUMOタウン
    shaw
    shaw 2016/06/24
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