Linux での帯域制御 Linux では tc (traffic control) というソフトウェアを利用して、帯域制限 (発信制限) を施すことが可能なようです。 この tc はどうやら iproute パッケージの一部のようで、CentOS 5.5 では標準で tc が利用できる状態になっているようでした。そしてこの tc を利用することで、Linux カーネルの帯域制御を設定することができる様子です。 これを利用することで、発信制限の他にも、通信遅延やパケットのロストなど、さまざまな通信帯域を作り出すことができるようなのですけど、まずは発信帯域制限だけに着目して、設定方法を調べてみたいと思います。 なお、この tc は、カーネルと協調して動作するようですので、利用にはカーネル構築時に CONFIG_NET_SCHED が有効化されている必要があるようです。 tc で発信帯域を制限