【ニューヨーク時事】ソフトバンクが、米アニメ制作会社ドリームワークス・アニメーションを買収する方向で交渉に乗り出したと、複数の米メディアが27日報じた。米誌ハリウッド・リポーター(電子版)によると、ソフトバンクが提案した買収額は34億ドル(約3700億円)。 ソフトバンクは昨年7月、米携帯電話3位スプリントを買収して、米市場に参入した。今回は、コンテンツを提供する大手企業の買収を通じて、通信やインターネットと組み合わせた付加価値の高いサービスを日米などで展開する狙いがありそうだ。 報道によれば、買収額は1株当たりでは32ドル。前週末終値(22.36ドル)に43%上乗せした水準。ドリームワークス・アニメは25日に臨時取締役会を開催、この提案について検討したという。