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2017年10月24日のブックマーク (2件)

  • 信用のプラットフォーム「芝麻信用」|2017年10月号|金融ITフォーカス|刊行物|NRI Financial Solutions

    急速にキャッシュレス化が進む中国における決済プラットフォーム、アリペイが提供する「芝麻信用」は、中国の新たな社会インフラとして存在感を増している。個人の様々な行動履歴に基づいた信用スコアは、金融の領域にとどまらずシェアリングエコノミーなどの新たな経済を支えるインフラとなっている。 急速に進展する中国のキャッシュレス化 2004年にサービスを開始したアリペイ(支付宝、Alipay)は、2009年にアリババプラットフォーム上でモバイル決済アプリの提供を開始した。2016年には1.75億件/日の決済を処理したが、うち60%がモバイル上で行われた決済である。アリペイのユーザーは、2017年6月時点で5.2億人で、2016年の年間決済総額は約187兆円にものぼり、ユーザーの決済額平均は日円で約32万円に達している。 アリペイの決済領域も飛躍的に拡大している。当初のEC決済から始まり、その後QRコー

    信用のプラットフォーム「芝麻信用」|2017年10月号|金融ITフォーカス|刊行物|NRI Financial Solutions
  • 「信用の可視化」で中国社会から不正が消える!?

    あなたはどの程度、「信頼」されているだろうか? なかなか答えられない質問だが、中国では簡単だ。芝麻信用の点数を告げるだけでいいのだ。 個人の信用がスコア化される 芝麻信用(セサミ・クレジット)とは、アントフィナンシャル社旗下の第三者信用調査機関が提供する個人と企業の信用状況を示す指数だ。2015年から始まった、まだ新しいサービスである。アリペイ・アプリからサービス開始を申し込むと、自分のスコアを簡単にチェックすることができる。スコアは最低で350点、最高で950点となる。「スコア公開」機能もあり、SNSなどを通じて第三者に自分の信用力をアピールできるようにもなっているのがユニークだ。 このスコアはどのように算出されるのか? ネットショッピングや振り込み、決済などのアリババグループのエコシステムに関する取引記録と政府のオープンデータベースの2種類がある。後者については学歴や公共料金支払い記録

    「信用の可視化」で中国社会から不正が消える!?