「車向けの新しいアプリに皆さんのアイデアを生かしたい。来年以降も続けていきたい」。トヨタ自動車とトヨタIT開発センターが主催したハッカソン「TOYOTA HackCars Days 2014 in Tokyo」の最終日となる2014年9月21日、トヨタ自動車 e-TOYOTA部長の山田博之氏のこの言葉で締めくくられた(写真1)。 9月13、20、21日の3日間にわたって開催されたTOYOTA HackCars Days 2014 in Tokyoはトヨタ自動車本体が主催者となる初のハッカソン(関連記事)。トヨタIT開発センターが用意するクルマ情報取得のためのWeb API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース、以下クルマ情報API)を使い、自動車メーカーでは思いつかないような新たなアイデアや活用方法の発掘を狙って開催された。 クルマ情報APIによって、テスト走行しているクルマの