ソフトバンクモバイルは2013年3月25日、オンラインゲーム大手のガンホー・オンライン・エンターテイメントの普通株式を公開買い付け(TOB)により取得すると発表した。スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のヒットで業績を伸ばすガンホーをグループ内に取り込むことで、スマートフォン向けコンテンツの充実を図る。 買い付け価格は1株34万276円で、大証JASDAQ市場に上場するガンホーの前営業日の終値(株式分割後の実質株価ベースで46万2000円)より26.35%安い。買い付け予定数の上限は7万3400株。既にガンホーの大株主であるアジアングルーヴが7万3400株分をTOBに応募することで合意しており、TOB成立は確実である。ガンホー取締役会も同日、TOBに対する賛同意見を表明した。 現在、ソフトバンクBBがガンホー株式の3分の1超を保有している。TOBが成立すれば、ソフトバ