最新版のiOS12.1がインストールされたiPhoneに、削除した写真が盗み見られてしまう脆弱性があることが発見されました。Appleは次のiOSアップデートで対応するとみられます。 削除した写真が盗み見られる脆弱性 発見されたのは、iOS12.1のSafariの脆弱性で、悪意のあるWi-Fiアクセスポイントを経由して、JITコンパイラと呼ばれるプログラムを不正に実行させることで、ユーザーが「削除」した写真ファイルが、攻撃者からアクセス可能になってしまう、というものです。 iOSデバイスで写真を削除すると、すぐにファイルが完全に消えるのではなく、「最近削除した項目」に入れられ、30日後に完全に削除されます。 発見された脆弱性は、「最近削除した項目」に入っているファイルを、攻撃者が盗み出せてしまうというものです。 Android端末にも同様の脆弱性 東京で開催されているセキュリティ専門家向け