いまあらためて確認したい、情シスのイロハ(前編):何かがおかしいIT化の進め方(47)(1/2 ページ) IT現場の課題や悩みは尽きることがない。問題は、その悩みや課題が解決されることも、時代とともに変わっていくこともなく、いつまでも同じ問題を引きずっていることだ。今回は基本に立ち返り、情報システム部門としてあるべき発想・行動のポイントを整理してみた。 もう一度「情シスの基本」を振り返っておこう 先日、ユーザー企業数社の中堅、若手のマネージャが「IT部門の在り方」を研究している勉強会に呼んでいただいた。主催者が本連載の第24回『情報システム部は、もうその役割を終えてしまったのか』を読んで下さったらしく、「その次を知りたい」「答えを知りたい」ということのようであった。2時間の予定が3時間を超えるディスカッションになってしまった。 この中で大変気になったのは、数年前にも感じた「IT部門の役割」
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