オープンスタイルの住宅が今、日本各地の郊外や地方で流行し始めています。共働きの夫婦の間で人気が高まっていますが、今回はオープンスタイルの良さと人気の理由について解説いたします。 米国のテレビのホームドラマで、夕食の支度に取りかかる母親がキッチンからファミリールームやリビングで戯れる子供たちを見ていると、玄関から知り合いが訪ねてきて「ハーイ」と声をかける。このようなシーンで使われている間取りが「オープンスタイル」です。つまり玄関からリビング、ダイニング、キッチン、ファミリールームと居室が連続していて、各部屋の壁をできる限り取り払った間取りの住宅を指します。 このオープンスタイルは米国で開発された間取りです。同じ面積の住宅で居室ごとに仕切った従来型の間取りに比べて、はるかに広く使えて合理的に生活できると考えられています。 米国でオープンスタイルが大勢を占めるようになったのは、第2次大戦後のこと
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