「ゆるキャラ」「マイブーム」の生みの親で漫画家、ミュージシャンなどとしても活躍してきたみうらじゅんさん(61)は、コピーライターの糸井重里さん(70)のことを「生涯の師匠」「唯一の上司」として尊敬している。武蔵野美大の学生だったみうらさんの非凡な才能を見いだし、世に送り出し、叱咤(しった)激励し続けてくれたのが糸井さんだったからだ。「糸井さんがいなければ今の僕はない」「とても優しいけれど、とて
ヤクザ者の刺青に感じた永遠の触発性 ――最近になってタトゥーを入れられたそうですね。 去年、ヒンドゥー教のガルーダという神様を左腕に入れました。ヴィシュヌという神様の乗り物で、鳥の姿をしています。僕は無宗教だけど宗教には興味があって。ヒンドゥー教って少年マンガみたいにキャラクターの宝庫で、物語もすっごい面白いんですよ。 機械彫りで6~8時間×2回で終了。想像していたよりも、ずっと痛みは小さかったです。手の甲なんて、さぞかし痛えだろうなあと思ってたけど、何てことなかった。女性は痛みに強いから、途中で寝てしまう人もいるらしいです。 母が亡くなったのを機に入れた、とも言えるのかな。亡くなる直前に入れ始めて、完成する頃に亡くなりました。 ――いつ頃からタトゥーを入れたいと考えていたのですか。 5歳ぐらいですかね。家が千葉県の銚子で、飲食店をやっていて。物心ついた頃から店に出て注文をとって、皿を運ん
本作は、もともと投稿作品でした。その「平成」の話とは思えない衝撃的な内容、シンプルでかわいい絵、手書き文字の美しさが目に止まり、CREA WEB「コミックエッセイルーム」で紹介したところ、SNSで拡散され、「続きが読みたい」と大反響。所有のない社会を目指す「カルト村」出身の著者に本作が生まれるまでを伺いました。 ◆ ◆ ◆ ――『カルト村で生まれました。』は、文藝春秋の「コミックエッセイルーム」に投稿された作品が、ウェブ連載を経て単行本になったわけですが、そもそも文春に応募しようと思われたきっかけは? 高田 マンガをたくさん出している出版社より、カルト村に対して前知識がある出版社の方が、注目してもらえるのかなと思ったんです。それで、私のいた村のことが書いてあった『カルトの子』(著:米本和広)の出版社ということで、文藝春秋のサイトを見ているうちに「コミックエッセイルーム」の存在を知って、じゃ
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