伊東 乾(以下、――) このところ立て続けでいろいろお導きいただきまして、本当にありがとうございます。 大宅 映子(以下、大宅) いえいえ、どういたしまして。 編集部 大宅さんは「常識の源流探訪」を毎回読んでくださっているということで・・・。 大宅 ええ、大ファンなの。 編集部 ご愛読ありがとうございます。 ―― いや~、書く方は毎週冷や汗です。 編集部 最初はどの辺りから読み始めて下さったのですか? 大宅 映子(おおや・えいこ)氏 評論家、財団法人大宅壮一文庫理事長。1941年、東京生まれ 1963年に国際基督教大学卒業、1978年からマスコミ活動を開始する。対象は国内外の政治経済から食文化や子育てまで幅広く、「行政改革委員会」「教育改革国民会議」「税制調査会」など多くの審議会の委員を務めてきた。また高島屋社外取締役をはじめ、民間企業数社のアドバイザリーボードメンバーも務めている。主な著
ネットの中で、書店の棚で、グルメ情報が大量に供給されている。僕たちはいつの間にこんなに「グルメ」になったのだろう。山田五郎氏が「フライデー」に連載していた『純情の男飯』もその一角に加わった・・・のだが、一読、肌触りがどうも違う。選ばれている店もメニューも、究極の美味でもなければ、店が格好いいわけでも、かといってコストパフォーマンスだけでもない。でも、その選択はどこか「男心」に刺さるのだ。 そこで思い出すのが、12年も前に発行されながら毎年愛読者を増やし、復刊すること3回、とうとう連載再開となった男飯本の元祖『孤独のグルメ』。この原作を担当した久住昌之氏をゲストに迎え、「僕たちの好きな男飯」をテーマに語り合っていただいた。 山田五郎(やまだ ごろう)。 1958年12月5日東京都渋谷区生まれ、大阪府豊中市で育つ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し西洋美術史を学
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