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戦争と小説に関するshichiminのブックマーク (4)

  • 戦争が子どもを怪物に変える『ペインティッド・バード』

    戦争が子どもに襲いかかり、子どもが怪物に変わっていく話。人間が、いかに残酷になれるかを、嫌というほど教えてくれる。 あまりのグロさに「劇薬小説」として認定した『ペインテッド・バード』が映画になった。 ©2019 ALL RIGHTS RESERVED SILVER SCREEN ČESKÁ TELEVIZE EDUARD & MILADA KUCERA DIRECTORY FILMS ROZHLAS A TELEVÍZIA SLOVENSKA CERTICON GROUP INNOGY PUBRES RICHARD KAUCKÝ 小説は、エグいのに目が離せない、手が離れない、強い吸引力をもつ。TIMES誌の「英語で書かれた小説ベスト100」に選ばれている。 読む地獄 戦争は大衆を襲う狂気だ。身寄りを失った10歳の男の子が向かう疎開先の人々は皆、能に忠実だ。むきだしの情欲や嗜虐性が、目を逸

    戦争が子どもを怪物に変える『ペインティッド・バード』
  • 1713 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    アパッチ族 小松左京 角川春樹事務所 2012/光文社文庫 1999/角川文庫 1971/光文社カッパ・ノベルス 1964 装幀:芦澤泰偉・五十嵐徹 装画:田中達之 廃墟の中で鉄を盗み、鉄をらって、保守反動国家に刃向かう。そんな連中が出没して、日中が大騒動になった。そんなことを仕出かしたのは戦後の大阪にいっとき出現したアパッチ族だ。小松左京がその奇想天外な顛末を描いた。 『日アパッチ族』は昭和SF史の黎明期を飾った破天荒な傑作で、昭和39年(1964)の東京オリンピックの年にカッパ・ノベルスとして発表された。早稲田に入ってまもなくのころ、まわりの学生たちがざわついていたので、すぐ読んだ。カッパのは活字も読みやすく、ハンディなのに盛りだくさんで、えらく興奮した。 貧窮に喘いで屑鉄を盗む大阪のアパッチ族たちが鉄をい、奇妙な連帯にめざめ、ついには国家に刃向かって殲滅させられていくと

    1713 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
  • 戦後補償問題についてのアイデア

    松尾匡のページ10年12月12日 戦後補償問題についてのアイデア ※当初タイトルの中の「最終解決」という表現は、取り扱うテーマ上極めて不適切でした。深くおわび申し上げます。 ※当初タイトル「戦後補償問題の最終解決案」の中の「最終解決」という表現は、取り扱うテーマ上極めて不適切でした。深くおわび申し上げます。「はてなブックマーク」でご教示いただきました、id:Apeman様、id:REV様、id:Cunliffe様に深く感謝します。 http://b.hatena.ne.jp/entry/matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__101212.html 「挑発」などの意図はなく、ただ不注意で馬鹿でした。挑戦的な内容のところ、出だしでこのような失態をしてしまったことを悔やみます。 これでは自分がバカウヨの一種と扱われるのも当然の報いという気はしますが、私は、政府が侵略や戦争犯罪に

    shichimin
    shichimin 2010/12/21
    小説は素直に面白かったですよ。
  • 1945年の『終わらざる夏』 ~8月15日に戦争は終わっていなかった:日経ビジネスオンライン

    猛暑、いかがおすごしでしょうか? ワタシはひどい多汗症で、冷房のきいた電車に乗っていても、背中のあたりがびっしょびしょ。シートが汗でぬれてしまうので、空いた席に座るのもはばかられ、憂です。そんな悩みって、65年前の人たちもしていたんだろうか? 悩んでますなんていうと、当時の人たちからしたら、ゼイタクって言われそうですが……。 今年もまたやってきた、8月15日。さて、何の日? 「終戦記念日」だと、多くの方はお答えになるでしょう。しかし、この日から3日後に、千島列島北端の小さな島で、激戦が始まったなんてことを知っている人はどれぐらいいるのだろうか? ワタシはこので初めて知ったわけですが。 終戦後に始まった日ソの戦闘 日の無条件降伏直前に、ソ連軍が満州や樺太にドサクサで攻め込んだことは知られていても、千島のこの小島での戦闘については、どうして多くの日人が知らないままに過ぎてきたのか。 守

    1945年の『終わらざる夏』 ~8月15日に戦争は終わっていなかった:日経ビジネスオンライン
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