元号が昭和から平成に改まってから、きょう1月8日でちょうど30年が経った。その平成もあと4ヵ月ほどで終わろうとしている。 平成がスタートしたその日、1989年1月8日、時の首相・竹下登は午前10時前に官邸に入ると、記者団から「平成元年の朝を迎えた気持ちはどうか」と訊かれ、きまじめな表情で「平静です」と答えたという。 「昭和」までの元号は、そのときどきの天皇や重臣の主導で決められてきた。これに対し「平成」は、政府が法律(元号法)にもとづいて政令で決めた最初の元号となった。したがって、竹下登は平成の元号を選んだ張本人ということになる。 なぜ新元号に平成が選ばれたのか。そもそも誰が発案したものなのか。 それについてはいまなお公表はされてはいない。しかし改元前後には新聞などマスコミ各社が丹念に取材しており、そこで得た情報を整理した記録からかなり判明しているところがある。ここでは、読売新聞政治部『平
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