清野 由美 ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 この著者の記事を見る
清野 由美 ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 この著者の記事を見る
シーズン中は33万人が訪れる日本三大桜の1本 昨年の開花時から落花までのシーズン中に訪れた花見客は33万7983人、駐車場収入(滝桜協力金)は2147万円だったという。 天保7(1836)年に編纂された『瀧佐久良記』(原本流失)には、歴代の三春藩主の、滝桜に寄せる思いが伝わっている。まず、桜木を御用木と位置づけて周囲の畑地を無税とし、竹の矢来で桜を囲み、養生に努めさせた。また、開花が近づけば早馬を出して状況を聞いたことが記されている。もちろん、見頃ともなれば供を引き連れて花見に臨んだ。「三春盆唄」にはこんな一節がある。 …滝の桜に手はとどけども 殿の桜で折られない 樹齢の1000年は推定であるが、今から364年前の古文書には、秋田氏が藩主となった正保2(1645)年ころ、滝桜はすでに大木であったと記されている。
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