八ケ岳山麓で山林の維持管理が課題となっていることから、信濃毎日新聞は茅野市内で自分たちの所有する山の管理を行っている「財産区」にアンケートを行い、2日、結果をまとめた。回答した財産区のうち、9割超が財産区の運営に「直面している課題がある」とし、多くが森林作業などの人手や財産区役員の担い手不足を具体…
飯田市南信濃の旧遠山森林鉄道(延長30・5キロ)の一部復元に取り組む有志らが21日、11月に開かれる軌道跡のウオーキングツアーを前に住民向けの現地学習会を開く。メンバーにはかつて同鉄道の保線作業に携わった人もいる。実際に軌道跡を歩きながら、国有林の木材搬出などで活躍し、1973(昭和48)年に廃線となった同鉄道の生きた歴史を伝授する。 ウオーキングツアーは、2005〜13年に住民有志でつくる木沢地区活性化推進協議会が開いていた。県内外の鉄道ファンらを中心に定員を上回る人気ツアーだったが、担い手の高齢化で休止。これを惜しんだ市地域おこし協力隊員の藤木康平さん(28)が昨年、遠山郷(飯田市上村、南信濃)の里山歩きなどを楽しむ「遠山里山倶楽部」の一環として南信州観光公社主催で復活させた。 21日の学習会は、ツアー定着を目指し、ガイド育成を目的に開く。ツアー本番と同様に山中の軌道跡の片道5・4キロ
北アルプスを一望する松本市蟻ケ崎のアルプス公園で、次世代につなぐ森林づくりが進められている。六月五日、長野市をメーン会場に開かれる全国植樹祭では同公園が県民植樹会場になることから、松くい虫被害が広がる園内の森のアカマツを皆伐し、野鳥の集まる広葉樹林への転換を図った。新しい森の遊歩道や広葉樹の周りには伐採木のチップが大量に敷き詰められ、県民植樹を待つばかりだ。 全国植樹祭が県内で開かれるのは一九六四年の茅野市八子ケ峰以来、五十二年ぶり二回目。アルプス公園は、長野市茶臼山自然植物園や上田市自然運動公園、伊那市鳩吹公園とともに植樹祭当日に催す県民植樹の会場になる。
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