伊那市長谷と大鹿村境の分杭峠で気場が発見されてから20周年を記念したシンポジウム(実行委員会主催)は12日、同市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開いた。月刊ムーの三上丈晴編集長と、中央大学の元水泳部監督の吉村豊教授、内田内科クリニック(東京都)の吉田健太郎院長が「分杭峠の効能と奇跡」をテーマに「パワースポット」と呼ばれ、人間の心身に癒しをもたらすとされる気の効果を検証した。 気場は断層の両方から押し合う力が均等な場所で、気が発生するとされる。分杭峠の気場は中国の気の第一人者とされる張志祥さんが1995年に発見。シンポは発見から節目の年を迎えた気場の効果を実感する3人の講師を招いて企画した。 三上編集長は国内外のパワースポットと分杭峠の違いを「神社や教会ではなく、宗教的要素が一切なく貴重。行く前と後では明らかに体調が違う」と説明。今後の可能性を「アーティストは目に見えないものに関心があ