【読売新聞】 博物館などで文化財を傷める虫やカビをガスで殺す「 燻蒸 ( くんじょう ) 」を行うことが、格段に難しくなる可能性が高まっている。国立博物館など全国の博物館で最も一般的に使われているガスの販売終了が決まったためだ。現在
【読売新聞】 博物館などで文化財を傷める虫やカビをガスで殺す「 燻蒸 ( くんじょう ) 」を行うことが、格段に難しくなる可能性が高まっている。国立博物館など全国の博物館で最も一般的に使われているガスの販売終了が決まったためだ。現在
政府・与党は、少額投資非課税制度の「一般NISA(ニーサ)」と「つみたてNISA」を将来、一本化する調整に入った。現在、利用者は、どちらか片方に投資先を絞る必要があるが、より柔軟に投資ができるように改善して、将来不安の緩和に向けた現役世代の資産形成を促す。将来の一本化方針を、12月にまとめる与党税制改正大綱に明記する考えだ。 NISAは一定の条件を満たすと、投資による売却益や配当金などへの所得税が免除される。2014年にできた一般NISAは23年までの間、年間120万円の投資額を上限に最長5年間、優遇措置を受けられる。18年にできた積み立て型のつみたてNISAは、37年まで投資できる。年間40万円の投資額を上限に最長20年間、非課税となる。 現行の仕組みでは、利用者は「一般」と「つみたて」の両方で口座を開くことができるが、同じ年には一方にしか投資できない。例えば、今年は「一般」、来年は「つ
淡路島で研修に参加している韓国の若者「日本で就職したい」と夢を語るイさん(左)とソンさん 総合人材サービス「パソナグループ」(東京)が、兵庫県の淡路島で韓国の若年層を対象にした就労支援事業をスタートさせた。島内では飲食店や娯楽施設などを運営しているが、パソナの事業の大きな柱である人材育成にも力を入れる方針。韓国は就職難のために外国での就労を目指す若者がいる一方、日本では人材不足の業界もあることから「国境を越えて社会の問題点を解決していきたい」としている。(清水裕) パソナは、韓国のメガバンクや大学などが共同で実施している人材育成事業について、日本での運営を受託した。5~6月、情報技術(IT)に関するスキルや日本語能力を身につける「韓国IT人材就労支援プロジェクト~職は日本にあり」と題した研修プログラムを行っている。 韓国の4年制大学を卒業した22~35歳の48人が参加。ビジネスの場面で役立
施設長が刺殺された児童養護施設(左奥)を調べる捜査員(25日午後3時37分、東京都渋谷区で)=武藤要撮影 虐待などで親元を離れた子どもたちを支援する児童養護施設で白昼、刺殺事件が起きた。殺害された東京都渋谷区の「若草寮」施設長の大森信也さん(46)は退所した子供らにも気配りをし、慕われていたという。殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたのは、約4年前までこの施設で暮らしていた男で、警視庁が動機の解明を進める。 発表によると、殺人未遂容疑で逮捕されたのは、住所職業不詳、田原仁容疑者(22)。25日午後1時45分頃、渋谷区幡ヶ谷の若草寮(3階建て)に押し入り、玄関脇の施設長室に直行し、大森さんの胸や腹を包丁で刺したとされる。 騒ぎに気づいた男性職員2人が施設長室に入ると、大森さんは床に血を流して座り込んでいたという。職員らは椅子を持って部屋の入り口をふさぎ、警察官の到着を待ち、駆けつけた代々木署員が田
2019年10月の消費税率10%への引き上げに伴う経済対策で検討している商品券を巡り、財務省がまとめた原案が分かった。1人あたり2万5000円分を2万円で購入できる「割引商品券」とし、5000円分多く買い物ができる。購入できるのは低所得者を中心とする方向だ。 希望者は、2万円を支払えば1000円の商品券を25枚受け取ることができる。買い物の際は原則としてお釣りをもらえず、使い切りを前提とする。使用できる地域は発行した自治体内に限定し、有効期間は19年10月~20年3月とする。 商品券の発行は、公明党が強く求めていた。政府は現金を使わないキャッシュレス決済で買い物をした消費者に2%分をポイント還元する制度を検討しているが、クレジットカードなどを持っていない低所得者らに恩恵が及ばないためだ。 商品券を巡っては、14年末にまとまった緊急経済対策で「プレミアム付き商品券」が盛り込まれた。当時、各自
宮崎県延岡市鹿狩瀬(かがせ)町の高平山(407メートル)の中腹に2日、敵味方に分かれてエアガンを撃ち合う「サバイバルゲーム」のフィールドがオープンした。山を管理する岡富山施業森林組合(405世帯)が遊び場として有料で開放し、収益を森林の維持に役立てる。組合長の佐々木安彦さん(75)は「九州各地から若者が来て、遊んでもらえれば」と期待している。 組合員は高齢化が進んでおり、間伐や草刈り、植林などの作業を外注している。その費用を捻出するために、山の自然を生かしたサバイバルゲーム場の構想が持ち上がり、1年程前から整備を進めていた。 フィールドは「フォートレスト」と名付けた。地形を生かした広さ2・7ヘクタールで、高低差約50メートル。雑木林を切り開いて小道を設け、佐々木さんの孫の友人でゲームに詳しい会社員(18)(大分県国東市)らが木製バリケードなどを配置した。事務所やトイレ、約40台分の駐車場も
石川県野々市(ののいち)市教委は、市内の国史跡「御経塚(おきょうづか)遺跡」から出土した土器の文様2種類を、誰でも利用できるオープンデータとしてホームページ(HP)で公開している。 遺跡の知名度アップが目的で、家具や食器のデザイン用など営利目的でも無料で利用できる。自治体が文様をモチーフにしたデザインを活用する例はあるが、文化庁によると、オリジナルのまま自由に使えるようにする取り組みは珍しいという。 御経塚遺跡は、縄文時代後期中葉から弥生時代初期(3700~2500年前頃)の環状集落。東北などと交易していたとみられ、出土した土器の独特の文様から、当時の北陸で作られた土器の指標として「御経塚式土器」が設定された。
夏は過ぎ、秋の足音が聞こえてきました。軽装備でも気軽に山の紅葉を楽しめる「低山登山」の季節到来です。とはいえ、登山は登山。経験豊富なベテランでもあなどってはいけません。世界の氷壁に挑んできた日本屈指のアルパインクライマーで山岳ライターの廣川健太郎さんに、低山登山の魅力と意外な怖さを教えてもらいました。 秋の行楽シーズン 標高800メートル程度の山がオススメ 深まる秋。関東周辺ですと、9月後半には気温がどんどん下がっていきます。10月後半ともなると朝晩は肌寒さを感じますが、山では日中行動しても汗をかきにくく、快適です。中でも、標高500~800メートル程度の低山は寒すぎず、暑すぎず、また鉄道駅から直接アプローチできる便のよいところが多いため人気を集めます。秋から晩秋にかけては低山登山には打って付けの季節といってよいでしょう。 日帰りで気軽に紅葉狩り…首都圏各地に「名所」 首都圏からアクセスし
世界に1本しかないとされる「ミヤマカスミザクラ」が山形市神尾の市野草園で満開となり、見頃を迎えている。 大型連休中は咲き続ける見込み。 ミヤマカスミザクラは、花が付く茎が枝分かれしているミヤマザクラと、花弁の先端が二つに割れていて花と葉が同時に開くカスミザクラが自然交配した雑種で、双方の特徴を受け継いでいる。同園によると、樹齢は約40年。2004年に職員が発見し、12年に新種として認められた。 今年は3月の天候が良く、雪解けが早かったため、例年より約1週間開花が早かったという。 同市沼木の女性(75)は「花が満開なのに葉も同時についていてめずらしい」と興味深そうに眺めていた。 同園ではほかにも、シラネアオイやアズマシャクナゲなどが見頃を迎えている。
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