オレンジ色のラインが目印の、JR中央線。東京のド真ん中を突き抜け、東から西へ一直線に走ります。 スーツを着た社会人、制服を着た中高生、おしゃれな大学生、ベビーカーを連れて乗り込む家族……様々な人々が行き交うこの中央線沿いの駅のひとつに、一際異彩を放つ町があります。 アクセスには困らない荻窪駅と、例年「都内で住みたい街」に選ばれる吉祥寺駅の間に、ひっそりと駅を構える「西荻窪駅」。そこは、土日になると鈍行電車しか停車せず、改札はひとつだけの、こじんまりとした町。 「ニシオギ」の愛称で親しまれるこの地域は、ぜんぜん派手じゃないし、都会っぽい小洒落た感じもない。でも、西荻はそんなこと気にしません。毎日地元の人と、わざわざ遠くから西荻を目指してやって来る人で賑わいます。 どこへ行くにも便利な立地で、でも都会のせわしなさからは切り離された西荻。一度別の場所へ引っ越した人がまた戻ってきたり、生まれてこの
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