昨季限りでJ2福岡を退団した元日本代表DF駒野友一(37)が日本フットボールリーグ(JFL)のFC今治に移籍することが決まった。4日に両クラブから発表された。 昨年11月22日、福岡が発表した契約満了選手の中に駒野の名前はなかった。3日後の25日に2016年7月から在籍(当時は期限付き移籍、のちに完全移籍)していた駒野の退団をリリース。23日にクラブの後援会納会、24日には2018年最後の全体練習が福岡市東区の雁の巣球技場で行われたが、駒野はサポーターに別れを告げることなく福岡を去る形となった。 不自然すぎる退団発表には訳があった。先述の11月24日、駒野は古巣J1広島のホーム最終戦で行われた同ユース時代の同期、森崎和幸の引退セレモニーに顔を出していた。先に福岡との契約満了が公になっていれば、話題が自分に向いてしまう可能性が少なからずあった。仲間の門出の場を汚したくないと、アビスパ側に発表