宮崎市の小学校で、特別支援学級に通っていた軽い知的障害のある児童が通常の学級の同級生らからいじめを受けて不登校になり、今月、別の小学校に転校していたことがわかりました。宮崎市教育委員会は学校側の対応が不十分だったことを認め、謝罪しました。 宮崎市教育委員会によりますと、いじめを受けていたのは宮崎市の小学校に通う軽い知的障害のある5年生の男子児童です。 男子児童は当時通っていた小学校で通常の学級の理科や社会などの授業に参加していましたが、2年生の時から同級生らに「きもい」などと暴言を吐かれたり、水をかけられたりしたほか、上履きを隠されるなどしていたということです。 男子児童の父親が対応を求め、学校は口頭で注意したものの、「児童どうしのトラブル」としていじめと認めなかったということです。 去年4月、父親が市の教育委員会に訴え、学校が聞き取り調査などを行った結果、初めていじめがあったことを認め、