会見には松永高司会長、植田信治コミッショナー、今井良晴広報の3人が出席。松永会長は「先月末の不渡りに続き、昨日2度目の不渡りが出ました」とショッキングな言葉を発した。半年以内に2度目の不渡りを出したということは銀行取り引きが停止。事実上、全日本女子プロレス興業が倒産した。 全日本女子プロレス興業は経営の多角化を狙って、不動産や株式の投資に手を広げた。それが失敗。バブル崩壊で多額の負債を抱えることになった。負債額は10億円にものぼる。 「興行は今まで通りおこなっていきます。私たちからプロレスをとったら何も残らない。売り物を仕入れる金がなくなれば倒産だろうが、ウチの売り物はプロレス。自前で用意できる。がんばっていこうと思います。現金決済で乗り切る」
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