週刊文春が入手した旅行費用の請求書によれば、福井氏は2005年のゴールデンウィークに愛人女性と、バンコク、ベトナム、プーケットなどを旅行し、ビジネスクラスの航空券代やホテル代などで約96万円かかった。この旅を手配した旅行業者は次のように証言した。 “愛人旅行”の請求書 「まず福井先生は奥様とお嬢さんの3人で台湾と香港に家族旅行に出かけました。香港国際空港で、福井先生は家族と別れます。そこに成田から当時40代の女性がキャセイパシフィック航空で到着し、福井先生と合流したのです。女性は、福井先生の『スタッフ』だそうですが、まあ愛人でしょう。部屋割りをどうするか確認すると、福井先生と女性は同じ部屋でしたから」 この旅行代金を負担したのが、福井氏の後援会幹事長を名乗るコンサル業者の佐藤氏(仮名)だった。佐藤氏は、福井氏の名前を使って出資を募り、カネを集めたが返済できなくなり、2008年4月、提訴され