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ブックマーク / d.hatena.ne.jp (258)

  • バットマンにもっと光を! 『ダークナイト』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

    8/2の先行上映で鑑賞(もう2週間経ってる・・・)。良質の映画なんだろうなーと実感の伴わないまま思いつつ、どうも微妙。苦悩するヒーロー映画であり、「悪は途絶えない・悪がなければ善は成立しない」という伝統的な命題に基づく世界観も別に悪くないのですが、好き嫌いでいえばあまり好きではない(キライとまでは言わない)作品です。 悪役のジョーカーが先頃オーバードーズで急死したヒース・レジャーということもあって、悪く言いづらい雰囲気もありますが・・・。マジで良い悪いじゃなく、ジャック・ニコルソンのファンタジックなジョーカーと、今回のリアル路線で、まだらの白塗りメイクがどんどん剥げてくるサイコパスのジョーカーは意味が違うので、甲乙つけられないです。というか正直どっちもたいして好きじゃないというか、そもそもバットマン映画にあまり興味がないという問題外な状態なので、そんなに期待せず読んでください。 バットマン

    バットマンにもっと光を! 『ダークナイト』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
  • 『私は障害者向けのデリヘル嬢』 - 真面目なふざけ、適度な過剰

    ■[雑記][]『私は障害者向けのデリヘル嬢』 ブックオフで購入。 著者は、障害者向けデリヘルに勤務した経験を持つ人。 著者の勤務経験談が、利用者とのやりとりから従業員同士のやりとりまでいろいろ書かれてて、「障害者と/の性」を読者がそれぞれに考えられるような形になってる。 私は障害者向けのデリヘル嬢 作者: 大森みゆき 出版社/メーカー: ブックマン社 発売日: 2005/12 メディア: 単行 興味深かったのが、「著者がなぜ障害者向けデリヘルに勤務し始めたのか」ってところ。著者は、これ以前にも風俗店勤務があって、また、給料の良さにも惹かれた部分があるそうなんだけど、単にそれだけではない模様。以下のような感じ。 (障害者向けデリヘルのホームページに掲載されていた:引用者注)設立の趣旨には、「性的欲求は、欲・睡眠欲と同じように誰しもにあることだが、障害者に於いてはタブー視されている現状が

  • ワスも『東京デッドクルージング』を読んだっす。 - マトモ亭 後だしジャンケン連敗録

    ブックマークのネガティブコメントっていうのが、わりと話題になっているコトに、I11さんのコメントについてブーブー言ったコトをきっかけにして、ワスは気がついたんだけど(そもそもネットのコミュニケーション問題みたいなコトに、あんまし深い考察をしている方でもないし・・・)、それでも、思ったのは、ワスなんかの印象よりも、ブックマークコメントの『エントリーへの批評』っていう一面だけが問題にされがちなんじゃないか・・・というコトなんですよ・・・ まず、ブックマークのコメントって、実はワスもそうなんだけど、なんか、エントリーの作者と同じ土俵に立たないで済むみたいな気持ちあんじゃん?(そうでもないのかなぁ・・・) だけど、それこそ、ワスがI11さんのコメントでやったみたいに、実はエントリーの作者の方で、同じ土俵にあげるコトなんて簡単だしねぇ・・・ ワスがもっと大事だと思うのは、『批評』の矢印は、常にエント

    ワスも『東京デッドクルージング』を読んだっす。 - マトモ亭 後だしジャンケン連敗録
    shidehira
    shidehira 2008/08/11
    映画化の暁にはこの方には是非「ビルで働いてるTV局員」役で出演していただきたい。
  • 深町秋生の序二段日記

    その日はすでに嫌な予感がしていた。幕張のサマーソニック08に行ってきた。 愛するPerfumeのライブだというのにとにかく億劫だった。どう考えてもかなり辛いものになるであろうという予測しかできなかったのだ。で、現実にそうなった。 Perfumeはダンスステージで12:30スタート。持ち時間はたったの30分くらい。人気絶頂のアイドルグループを狭いほうのステージで登場させればどうなるかも、ある程度わかっていたつもりだが、やはりえらいことになった。 私はステージに向かって右側にいたので、それほど圧縮はきつくなかったのだが、あまりに人がぎちぎちに入ったおかげでライブ中に将棋倒しが起きたらしい。ちょうど現在ヒット曲の「love the world」中だ。こちらが詳しい。 http://d.hatena.ne.jp/loving_rabbit/20080809/1218336699(8/9 SUMME

    深町秋生の序二段日記
    shidehira
    shidehira 2008/08/11
    「泣く泣くプロディジーを蹴って」・・・ヒギョン役には松本莉緒がいいな。
  • Twilight's Last Gleaming−ジャングル大帝最後の日− - 帰ってきたハナログ

    なぜ廃業崖っぷちのしがない子連れ映画研究者であるところのわたくしが、大阪府立国際児童文学館の存続にかくも執着するのか。想いは色々ございますが、端的に申しあげれば、「あそこの資料がリサーチできなくなると個人的にものすごく困るから」という個人的で利己的な理由が大きいわけです。とりあえず、大阪府立国際児童文学館での資料調査を経なければおそらくは書けなかった手塚治虫論をひとつ、この場を借りて公開することにいたします。 下記の文章は、『週刊朝日百科 世界の文学110 マンガと文学』(朝日新聞社、2001年9月)に寄稿した「手塚治虫『ジャングル大帝』−漫画の時間、小説の時間−」を一部書き改めたものです。夏目房之介氏の責任編集によるこの冊子は、宮大人氏の画期的な論考「漫画の起源−不純な領域としての成立−」をはじめ、豪華執筆陣による充実のエッセイの数々が収録された必読・必携の一冊だったのですが、残念なが

  • 「片腕マシンガール」を見たゼ! - 空中キャンプ

    池袋にて。初日(レイト)。井口昇新作。ちょうよかったです! サービス精神と娯楽性のかたまりみたいな映画を見てテンションが上がりました。おもしろかった。また、物語をとつぜん脱臼させてしまう、井口監督ならではユーモアの感覚もあいかわらずで、会場も爆笑。今回は海外での製作ということもあり、裏コンセプトとしての「まちがった日描写」(椅子の上に正座してるとか)もおもしろい。エンディングでは気で感動しました。 基的には、人がどんどん死んで、首ちょんぱになったり、腕や足がもげたり、噴水みたいに血が出る映画ですが、ストーリーはとてもよく練られており、コメディ的でありながら、人の情念を的確に描いたすばらしいものでした。劇中、たくさんの人が殺し合いをしますが、すべての人が、誰かの名前を呼びながら死んでいくわけです。たいせつな人の命を奪われて復讐へと向かってはみたものの、いくら相手が悪人であっても、彼

    「片腕マシンガール」を見たゼ! - 空中キャンプ
  • [4k]shikeの日記

    shidehira
    shidehira 2008/08/03
  • 深町秋生の序二段日記

    サムライ映画の虜になってしまった映画評論家が放つ「根的に間違っているけど問答無用でおもしろい」大傑作! 「映画秘宝 9月号」柳下毅一郎の新刊レビュー ちくしょー、柳下さんに先を越された! 今月の映画秘宝の書評欄で、スティーヴン・ハンターの傑作「四十七人目の男」を取り上げてらっしゃった。今、(一部の)ミステリファンの話題をかっさらっている作品なのだ。 「キル・ビル」や「リトルトーキョー殺人課」をも超えるあやしげなニッポンが炸裂するというそういう作品であります。しかしなんだってハンターが……。 S・ハンターは高級紙ワシントン・ポストで映画評を担当。ピュリッツァー賞を受賞する映画評論家であり、「このミス」海外版では「極大射程」で1位をゲットする常連ランカー。その「極大射程」もマーク・ウォルバーグ主演「ザ・シューター」として映画化されるなど高名な冒険小説家だ。 しかし最近の工業製品化したハリウッ

    深町秋生の序二段日記
    shidehira
    shidehira 2008/07/30
    リスペクト田口ゆかり!/上戸彩<たぶん「あずみ2」の栗山千明の名前出すのが悔しかったからなんじゃ。
  • 百万円と苦虫女とチアキとブラ - Same Shit Different Day

    GIGAZINE: 95%以上の女性が自分に合ったブラをつけておらず危険状況にある久しぶりにチアキフォルダから引っ張り出してみた。(押すと拡大)その筋では超有名な(一昔前の)ブツだけど、見たことない人もいるのかなあと思って。オレも上級者チアキに厳しく指導されたい。

  • 教えてはてな!―お弁当を作ってあげたい、でも「好き」とは思われたくない! - 女教師ブログ

    答えてくれた人には、1000万ぺロリあげます! * * * * * 僕の友人(女性)が、男性と花火大会に行くそうです。お弁当を持って行きたいらしいです。でも、相手の男性から「このひと、気があるかも!?」と思われたくはないとのことです。ここでみなさんに質問です。こんなとき、どんな風に「お弁当を持っていくこと」を伝えたらいいですか?教えてください。

    shidehira
    shidehira 2008/07/25
    あらかじめ好き嫌いを訊いて、キライなものを入れていく。/では直接ではなくリサーチ。残す→他の人に食べてもらい、美味いって反応を得る。/多くの人が言うように絶対ひとりで食べられない量ってのはあると思います
  • 『クライマーズ・ハイ』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

  • 深町秋生の序二段日記

    先週の日曜日の昼間、昨日の残ったカレーいながらぼさっとテレビを見ていて非常にイライラした。 テレ朝の昼間のワイドショー番組「サンデースクランブル」だ。コメンテーターはテリー伊藤と黒鉄ヒロシ。 番組内でどういうわけか石原慎太郎に、テリーさんがインタビューするという企画があった。あのしょうもない銀行の経営について切り込むかと思いきや、そうではなくただ「ご意見番に世相を斬っていただく」という程度のものだった。テリーさんは普段の高圧的な態度を隠して、幇間のようにご意見を拝聴しておりました。訊く相手はどっかのご隠居というわけではなく、バリバリの現役政治家なわけなのだが。 で、石原は銀行のときにモゴモゴ言ってたぶんを取り戻そうとするかのようにノリノリ。やれサミットは収穫なしだの、北朝鮮の六ヶ国協議から脱退すべしだの、果ては山モナの不倫騒動まで答えてニヤリ。まあなんだかんだいっても都知事はサービス

    深町秋生の序二段日記
    shidehira
    shidehira 2008/07/20
    イライラするぜ、楽しいことなどありゃしねぇ♪→モナ♪/ルースターズ
  • 深町秋生の序二段日記

    帯のコメント「【全女/大仁田/週プロ】と聞いて血が騒いだ、最近退屈なアナタ。必ず買いましょう」菊地成孔氏、大喜び! 書を自伝風青春小説として読んでみると……胸を張って「最高だぜ!」と言いたい。プロレスについての知識や先入観がないぶんだけよけいに、すこぶる面白い一冊なのである。 重松清 編集長はめちゃくちゃだし、著者の小島和宏が担当した大仁田厚らレスラーの破天荒さもすごい。いい加減だけど抜け目がない。ずるいけど愛嬌もある。小島が描く編集者やレスラーたちの、迷惑なほど濃すぎる個性が魅力的だ。 亀和田武 不思議なものでプロレスというジャンル自体は衰退の一途をたどっているが、プロレスは相変わらず実におもしろい。去年の「1976年のアントニオ猪木」もめちゃくちゃ面白かった。2年前くらいに出た「大槻ケンヂのプロレス・格闘技世紀の大凡戦! 」も面白かったし、もっと前に出た金子達仁氏の「泣き虫」も好き

    深町秋生の序二段日記
  • 大阪維新・廃アーカイヴ毀釈 - 帰ってきたハナログ

    これまで橋下徹大阪府知事ご人に対する批判的なコメントはなるべく避けてきたつもりですが、さすがにこれはあんまりというか、一体どうやったらこの方を説得できるのか、すっかり絶望的な心境になってしまいました。下記の記事がバイアスがかかったものであることを祈りつつ、一部引用―。 大阪府の橋下徹知事は9日の臨時府議会で、09年度中に廃止される国際児童文学館(吹田市)について「大阪の文学館が特に子どもたちにいい影響を与えているのであれば、他の都道府県にない効果が見えると思う。だが、全国学力調査では特に読解力がないということになっている」と答弁し、改めて同館の存続を否定した。 asahi.com(朝日新聞社):「文学館あっても学力調査で効果見えない」橋下知事 - 関西 「全国学力調査で大阪の子どもたちに特に読解力がないということになっている」からと言ってあれほどの貴重なアーカイヴを廃止されてしまったんじ

  • 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ - 1/880000の腑抜けが田舎映画論を語る

  • 深町秋生の序二段日記

    脊髄反射エントリ。 今日発売のPerfume「love the world」が届く。 すでにカップリング曲「edge」(「一番硬くてとがった部分をぶつけて」と露骨にセクシャル全開な歌詞で最初聴いたときはひっくりかえったけど。なにを歌わせとるんだ、中田!!)も合わせて1000回くらい聴いていたので驚きはないものの、同封されていた「激レア企画」のカードにやっぱり失神したのだった。 その1はPerfumeのオリジナルグッズプレゼント。100名様に。ふんふん。 その2。「GAME」ツアーでメンバーが着用した衣装を9名様に(リストバンド×3 マント×3 Tシャツ×3) ギャーーーーーーーーーーーー!!! マジかよ!! 彼女たちが着用した衣装だって!! 彼女たちが着用した衣装!! 着用した!! あ〜ちゃんが着たやつを!! いくつCD買えば手に入るんだ!!! 3ケタか、4ケタか、それが問題だ!! とまあ

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    shidehira
    shidehira 2008/07/09
    {「一番硬くてとがった部分をぶつけて」<レコード針のことじゃ…
  • 深町秋生の序二段日記

    最近は相撲がおもしろくなってきている。朝青龍なんてプロレスラーよりレスラーらしいし。夏場所もがんばっていただきたい。 みんな品格がどうのこうのと言ってるが、当は荒々しいハプニングが好きである。当になんだか昔の新日プロレスみたいで私個人は非常に盛り上がっている。以下はこうなってほしいなという勝手な願望とご意見である。やくみつるより役に立つアドバイスだと思うよ。 1、花道で襲いかかるのもOKにする。 土俵なんかで悠長にやってられるか! という感じでいきなり襲うのもアリにすればいいと思う。華のない幕内力士とかがいきなり横綱に襲いかかるのもええなあ。昔、前座レスラーだった藤原が札幌で花形レスラーの長州にいきなり襲い掛かって有名になったものです。長州の来の相手だった藤波は気合充分で試合に臨んだのに、相手の長州をいきなり血だるまにされて気で激怒し、「こんな会社辞めてやる!」と吠えてはタイツ一丁

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    shidehira
    shidehira 2008/06/30
    マイクを握った白鵬が朝青龍に対して日本語でひとしきり言った後に、いきなり英語でガナる。/タイガー戸口とキラー・カーンへのオマージュ。
  • 深町秋生の序二段日記

    手短にお知らせ3つ。 1つめ。 http://garth.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_0074.html(柳下毅一郎氏の映画評論家緊張日記) 「Murder Watcher 明治・大正・昭和・平成 実録殺人事件がわかる」 が今日発売になります。私はフィンランドのヨケラ高校乱射事件と絡めた自伝めいた話と、昭和40年のコップキラー少年ライフル魔事件を書いております。 2つめ。 先日、フジテレビの深夜番組にショートショートを書いて放送されたのだが、 http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20080603 すでに関東では放送されたのだけれど、後日放送される予定となっていた他の地域は、ある事情からお蔵入りになりました……。 私の書いたショートショートのタイトルがオタクガリ。舞台が秋葉原で、暴力シーンありという内容でした。そこから

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    shidehira
    shidehira 2008/06/27
    え、福岡では放送されたし、録画してるし。/↑福岡の放送は6・11でした。貴重なもんになったんですね。/Pufume登場回のRKB「CBR」と同じディスクにダビング中。
  • 深町秋生の序二段日記

    http://www.nnn.co.jp/news/080601/20080601001.html(谷口ジロー「遥かな町へ」 独の漫画賞ダブル受賞) 谷口ジロー氏がドイツでこういう賞を受賞していた。ヨーロッパでの人気がすごいのは知っていたけれど、改めてすごいなと。 4月に出た新刊「冬の動物園」をちょうど読んでいたところだった。 これはマンガ家の卵だった氏の自伝的な物語であり、彼が得意としている(と私が勝手に思っている)昭和を舞台にしたものだ。昭和40年〜43年。ふとしたきっかけで京都の染物問屋から東京のマンガ家のアシスタントに転身した青年の、先が見えないけれどマンガと格闘しながら、病弱な女の子に恋をし、二人で自作マンガのストーリーを製作するといった瑞々しい恋愛をからめた青春記である。胸がしめつけられるような想いにかられながら読んだ。 帯にはでっかく「懐かしい」と書かれていて、ちょっと鼻白む

    深町秋生の序二段日記
    shidehira
    shidehira 2008/06/18
    狩撫麻礼原作『ナックル・ウォーズ』も!
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    「あ、ぼく左翼ですよ。アメリカ大好きだけど」速水さんは初めて会ったときそう言った。 「なに言ってんだろう、この人」 と呆れたおぼえがある。アメリカが好きな左翼なんて聞いたことがない。 その後も拝金主義者だというし、旅人(笑)中田さんをぼろくそにコケにするし、商業主義のアイコンともいえるタイアップソングを礼賛したりと、まあまったく左翼でもなんでもないわけなのだが、とことん反体制で、常に差別されたなにかの解放に向けて闘い続けているのは確かである。タイアップソングも自分探しも今回のケータイ小説についてのも、多くの人間から支持されつつも、徹底的にインテリや年長者から軽蔑されている存在である。 今回の「ケータイ小説的 再ヤンキー化の少女たち」もケータイ小説という被差別文化の解放運動といった意味合いが強い。ケータイ小説を扱った研究書はもう何冊もあるが、このには遊園地のアトラクションのような楽しさが

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