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ブックマーク / blog.tatsuru.com (4)

  • Japan Times から - 内田樹の研究室

    元駐日英国大使、コルタッチ氏が安倍政権の改憲志向に対してきびしい批判の言葉を向けている。これがたぶん世界の「常識」なのだと私は思う。 安倍の優先順位間違い。ヒュー・コルタッチ 安倍首相は日をもういちど「普通の国」にしたいと繰り返し発言している。しかし、海外の日観察者たちは別に日を異常な国だとは見なしていない。すべての国は固有の歴史と伝統を持っており、過去に起きたことを抹消することも改変することもできないのである。 これまでも多くの指導者たちが歴史を書き換えようと企てて来た。しかし、その歴史的事実の解釈は、ひとにぎりの追随者たちを生み出すことはできても、長期的には失敗を宿命づけられた。擁護者たちがどう言い繕おうと、ヨセフ・スターリンや毛沢東のような邪悪な専制者の犯した罪は記録から抹消することはできないのである。 英国の奴隷貿易への関与はわが国の歴史の汚点である。後世の英国人が貿易を停止

    shidehira
    shidehira 2016/02/04
    彼とその信者たちは「想像上の過去」じゃなく、妄想上の「大ニッポソ帝国」に生きてるんだもん。
  • New York Times の記事から。安倍訪米を前に - 内田樹の研究室

    4月20日付け、New York Times の社説「安倍晋三と日歴史」を翻訳した。 訪米と上下院での演説を前にして、NYTは安倍首相に「彼の右翼的同盟者たちとの絶縁」を迫っている。一国の首相に、国益のために彼の政治的支持者たちを見捨てることを要求するというのはかなり踏み込んだ要求である。 官邸がこれを読んでどういう演説草稿を作文をしてくるか、NYTはそれを吟味するつもりなのだろう。 気に掛るのは、二度にわたって「曖昧な形容詞」「わかりにくい表現」を咎めていることである。そこに彼らの苛立ちを感じる。国内メディアなら、何を言っているのかわからない「玉虫色」の答弁はそのままスルーされるだろうが、NYTは首相が「何を言っているのかわからない」のは「ほんとうのことを言うとはげしい批判を引き起こすこと」を内心で思っているからだという推論をしている。 この推論に私も同意する。 安倍首相が「何を言っ

    shidehira
    shidehira 2015/04/21
    “首相が「何を言っているのかわけがわからないこと」を国会で言っても日本では誰も咎めない”
  • 武道の必修化は必要なのか? - 内田樹の研究室

    学習指導要領の改定作業を進めている中央教育審議会の体育・保健部会は4日、中学校の体育で選択制の武道を必修化する方針を決めた。 礼儀や公正な態度など、日の伝統文化に触れる機会を広げるのが狙い。 2011年度から実施予定。男子の武道は92年度まで必修だった。女子について必修化するのは戦後初めて。 伝統文化の尊重は、昨年12月に改正された教育法にも盛り込まれていた。 同部会主査の浅見俊雄東大名誉教授は「必修化で一層、日の伝統に親しんでもらいたい」と話している。 武道とともにダンスも必修化される。 というニュースを見る。 不思議なことを考える人たちである。 武道とダンスを必修化・・・って、それって神戸女学院大学の「武術と舞踊で切り開く新しい教育の可能性」と「同じ流れ」なんですか?と訊かれそうであるが、私は(ぜんぜん)違うと思う。 どこが違うのか、その理路を述べたい。 日の武道は近代におい

    shidehira
    shidehira 2007/09/06
    そもそもこの人たちのいう「伝統」というもんが非常に怪しい。
  • 半死半生というより六死四生 - 内田樹の研究室

    ここ数日、日記を更新している暇がない。 ふつうは朝起きて、大学に行く前の時間に走り書きするのであるが、その時間に用事が入ると、書く暇がない。 ほんとうは今日もこんなことをしている暇がないのであるが、あまり長く書かないでいると「病気かしら」と心配する人がいるので、「生きてます」とだけお伝えしておくのである。 備忘のために先週の用事だけ書きとめておく。 土曜日、お稽古のあと岡山へ。ゼミ卒業生の尾川くんの結婚パーティ。どういうわけだかサルサのお稽古をすることになる。オガワ君幸せになるんだよ。 日曜日、バークレーの町山智浩さんが来日中に大阪まで出て来てくれたので、新阪急ホテルで週刊現代のための対談。 ミシマ社の三島くん、毎日新聞の中野さんがオーディエンスで、司会とまとめは大越くんという「身内」のイベントである。 2時間ちょっと話して、さらに河岸を変えてトータル4時間おしゃべりし続け。 町山さんは恐

    shidehira
    shidehira 2007/07/11
    町山さんは恐ろしく切れ味のよい知性の持ち主だけれど、「中坊目線」で映画を見始めたときの感動をたいせつにしていて、これは「ビンボー人目線」「バカ目線」からはどういうふうに見えるのか吟味を怠らない
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