3月15日発売の『エコロジカル・アプローチ 「教える」と「学ぶ」の価値観が劇的に変わる新しい運動学習の理論と実践』は、欧米で急速に広がる「エコロジカル・アプローチ」とその実践メソッド「制約主導アプローチ」の解説書だ。 今回はその発売を記念して、『フットボリスタ第89号』に掲載された当時・福山シティFC監督の小谷野拓夢氏(現・ガイナーレ鳥取強化育成部長)と、著者の植田文也氏との対談の番外編、エコロジカル・アプローチの誰にでもできる「使い方」を7日間限定で無料公開する。 ※無料公開期間は終了しました。 <ご購入はこちら> エコロジカル・アプローチの効果とは? ――まず初めに小谷野監督がエコロジカル・アプローチの考え方を実際にトレーニングに取り入れて、気づいたことを教えていただければと思います。 小谷野「僕らがエコロジカル・アプローチを取り入れたのは、去年の3月か4月あたりからでした。効果として
Jリーグ30周年となる2023シーズンがいよいよ開幕する。サッカーマガジンWEBでは、開幕特集として「2023年に注目すべき23人」を紹介。23人目は、北海道コンサドーレ札幌で自身にとって「鬼門となる6年目」のシーズンに臨むミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督が登場。札幌と自身の『歴史更新』を狙う指揮官の決意の強さを感じてほしい(23人目/23人)。 上写真=新シーズンに向けて強い決意を口にするミシャことペトロヴィッチ監督(写真◎サッカーマガジンWEB) 取材◎杉園昌之 スキッベ監督は素晴らしいチームをつくっている--いよいよ、Jリーグの開幕です。北海道コンサドーレ札幌は18日(土)に、アウェーで昨季3位のサンフレッチェ広島と戦います。 ペトロヴィッチ監督 昨季からミヒャエル・スキッベ監督は素晴らしいチームをつくっているので難しいゲームになると思いますが、楽しみですよ。面白いゲームを見せ
昨シーズンを11位で終えたサガン鳥栖の川井健太監督photo by J.LEAGUE/J.LEAGUE via Getty Image 愛しているJ! Jリーグ2023開幕特集 2022年11月3日、鳥栖。J1リーグ最終節のサンフレッチェ広島戦を翌々日に控えたスタジアムで、サガン鳥栖の川井健太監督の声が響いていた。太い声ではないが、不思議なほどによく通った。 【画像】識者が選んだ2022シーズンJリーグベストイレブン フォーメーション 「いいパスじゃないと戻ってこないよ」「今、言ったのはヒントね!」「長いボールじゃないよ、長いパスね」「おそらく、次の試合はこういう景色になるから」......。 概念的、抽象的なものを、端的に具体的に選手へ伝えていた。論理的だが、説明的ではない。ロックンロールのようなスピード感のある練習のなか、川井監督が発する言葉がシャウトするサビのように響いた。 そんなト
「ロンドンの本社からJリーグでクラブとの信頼関係が崩れるような移籍をすると、長い目で見るとプラスにならないから気をつけるように言われています。 新たに選手と代理人契約をしようとするときに、クラブから疎ましがられるかもしれない。外国人選手を売り込んでも取ってもらえないかもしれない。だから、選手だけでなく、送り出すクラブにも利益があるよう常に気をつけています」 この言葉通り、『Base』はJリーグのクラブに利益を残す仕組みを提示し続けている。 たとえば、金額は非公表だが、シュミット・ダニエルの仙台からシント・トロイデンへの移籍では移籍金を生じさせた。 「僕たちは代理人の会社として、一緒にJリーグを育てなければいけないと考えています。世界に通用するマーケットにしましょうと常々言っている。 『Base』が本格的に日本へ進出したのと、『DAZN』がJリーグの放映権を買ったのはほぼ同じタイミング。外資
サッカー・J1サガン鳥栖は昨季、リーグ戦を11位で終えた。J1で初めて指揮を執った川井健太監督は、自らがピッチ上で考えてプレーすることを選手たちに植え付けた。テンポのある攻撃的なサッカーで開幕前は「降格候補」の声もあったチームをまとめ、残留争いに巻き込まれることなく1年を走りきった。常に変化を求め続けた知将は、昨年をどのように振り返り、今季はどんな青写真を描いているのか。話を聞いた。(聞き手、構成・中村健人) ■昨季終了後、全試合見直すと言っていた。 何度かに分けて見直した。34試合を一気に見るのは僕の目が持たないので(笑)。気づいた点もあるし、当時の僕の感情も思い出すことができる。 ■気づいた点とは。 10節までは自分たちのやりたいことを前面に出せていたが、それ以降は相手も対策を立ててきた。コロナの影響もあったけれど、相手の対応に合わせてチームの変化は感じられた。 ■今季はさらに研究され
日本戦徹底解剖 12月6日、カタールW杯ラウンド16のクロアチア戦、120分間の戦いの末にPK戦で敗れ、日本代表の歩みはベスト16で終わりを迎えた。グループステージではコスタリカには敗れたものの、ドイツとスペインに逆転勝利。公式記録で言えば2勝1分1敗、得点は5で失点は4だった。未来を見据えるために、今大会から学んだことを山口遼氏が総括する。 思うに今大会ほど総括や評価が難しい大会も中々ないだろう。 過去に目をやれば、4年間を通じた準備に対する評価は決して高くはなかった。 アジア最終予選では苦戦を強いられたし、披露されるフットボールは一見すると単調で、代表人気は低迷した。一方で、大会中の戦いぶりはまさに殊勝。格上かつ優勝候補と目されていたドイツ、スペインをともに2-1の逆転勝利で破り、前大会準優勝のクロアチア代表をあと一歩のところまで追い詰めた。森保一監督を含めた日本代表の戦いぶりは、まさ
11月20日から12月2日まで開催されたカタールW杯のグループステージ。日本がドイツ、スペインを撃破して首位通過を果たしたグループEを筆頭に各組で番狂わせが相次ぐ中、ピッチ上で見られた5つの戦術トレンドを48試合すべてを観たマッチレビュアーのせこ氏に考察してもらった。 先日、第一子が生まれたばかりで迎えるW杯。大会期間に強引に育児休暇をかち当てたことでEURO2020に続き、全試合視聴チャレンジに踏み切った。1日4試合といういっそう過酷なスケジュールの中、オムツ交換とミルク投与に追われながらグループステージを追いかけて感じた5つのトレンドについて考察していきたい。 ①全局面に対応できるチームの増加 一般的にW杯はEUROを始めとする大陸チャンピオンを決める大会と比べると、参加している国の実力差が大きいコンペティションとされる。よって、強いチームと弱いチームのマッチアップは増えるはずである。
日本戦徹底解剖 ドイツ相手に下馬評を覆す1-2の逆転勝利を収め、カタールW杯初戦を白星で飾った日本代表。日本中が歓喜に沸いた注目の一戦で繰り広げられた戦術的攻防を、2月9日に『森保JAPAN戦術レポート』を上梓するらいかーると氏に分析してもらった。 開始4分で見破られた日本のルール ドイツのキックオフで始まった試合のオープニングは、ロングボールによる奇襲だった。ボール保持を志すドイツからすれば意表を突いたつもりだったかもしれない。しかし、これを日本が冷静に跳ね返すと、他のW杯の試合とは異なり明確に構図が現れることになる。お互いに様子見のロングボール合戦をするつもりはなく、ボール保持で試合をコントロールしたいドイツとボール非保持で真っ向勝負を挑みたい日本の思惑が一致したゆえに、開始早々から両チームの自己紹介が始まった。 相手陣地のセンターサークル付近で[4-4-2]からプレッシングを開始する
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は27日、グループリーグ(GL)第2戦で日本はコスタリカに0-1で痛恨の敗戦を喫した。ABEMAで解説した元日本代表・本田圭佑は自身のツイッターでDF伊藤洋輝を擁護。「安易な批判はやめるべき」と指摘した。 【画像】「なぜレッドじゃないんだ?」 コスタリカ選手が日本選手がファウルで転倒させた決定的瞬間 伊藤はディフェンスラインの一角として後半から出場。同17分にMF三笘薫が左サイドで投入されたが、消極的なバックパスを選択する場面があった。 本田は28日にツイッターを更新。「伊藤洋輝さんに関して。安易な批判はやめるべき。監督が指示してない可能性もある。選手ってのはコーチング1つで1流にも2流にもなりえる」とつづった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く