シンハ直営のマイクロブリュワリー、「EST.33」で楽しめるヴァイツェンビールの生。これも店内で醸造したもので、一般流通経路には乗っていない商品 タイ・バンコクが、この1、2年でバンコクがビール天国になっている。CNNの「ビール通が選ぶ、アジアのベストバー10選」でも2軒がピックアップされるほど優れたバーが増えていて、輸入ビールを多数取り扱い、特に小規模の醸造所で生産される世界各国のクラフトビールも飲め、今やバンコクはビール好きには素晴らしい観光地となっているのだ。 もともと、タイ人は元々ビールをあまり好まなかった。それは税金が高いのが一因だ。ベトナムやラオスなどでは、コンビニに行けばソフトドリンクとほぼ同じ値段でビールが買える。しかし、タイは缶コーラが40円くらいのところ、ビールは330ml缶で約120円もかかり、日本の缶ビールの値段と大差ない。そのため、タイ人はもっと簡単に酔えるウィス