橋下知事「全メールの公開請求、権利の乱用だ」2009年1月5日13時32分印刷ソーシャルブックマーク 職員を前に年頭のあいさつをする橋下知事=5日午前、大阪府庁、森井英二郎撮影 大阪府の橋下徹知事は5日の年頭記者会見で、市民団体や報道機関から求められている府幹部あてメールの情報公開について触れ、「『就任以来(のメール)全部』という請求は、情報公開請求権の乱用だ。二流の週刊誌のようなのぞき見趣味で、何が目的かわからない」と批判した。 知事が開示しているのは複数の府部長に転送する「組織共用」のメールで、対象外としている個人あてメールとの選別作業が膨大だと嘆き、「従来は公にする前提でメールを出しておらず、公開するとまずい表現もある」とも説明。「全部のメールを選別することはできない」といい、メール開示に関する府の基準を近く設ける考えを明らかにした。 知事は昨年12月、大阪市の市民団体からの請求に応