同館の児童カウンターか総合カウンターのどちらかでスタッフに「本のしりとり」と言うと、「秘密のゲーム」で遊べるというもの。館内見学の参加者と同館公式ツイッターアカウントのみで告知し、いつも来館している利用者や偶然気付いた人に向けてスタートした。イベント情報などを掲載する広報などにも載せず、情報発信を限定した企画は今回が初めてだという。 同館の児童図書コーナーには約3万冊の本があり、書庫などに保管されている関連資料を合わせると6万冊近くなる。その中から、子どもたちに新しい本と出合ってもらおうと、合言葉を使ったゲームを考案した。 同館児童図書書コーナー担当者の阿部ひろみさんは「いつも遊びに来てくれる子どもたちと一緒に遊べないかといつも考えていた。子どもたちは秘密という言葉が大好き。秘密のゲームで楽しみながら、初めて読む本と出合うきっかけをつくりたい」と話す。 遊べるゲームは合言葉の通り「本のしり
岩手ビッグブルズは創設5周年記念企画として公募していたマスコットキャラクターを1月15日、発表した。現在、名称を公募している。 「ファンに愛されるキャラクター」をつくりたいと昨年7月から公募でマスコットキャラクターデザインを募集。100件以上の応募の中から、岩手県大船渡市の佐々木純一さんがデザインしたマスコットキャラクターが選ばれた。 チームカラーの赤を基調に、バスケットウエアとシューズを履いた牛の男の子。誕生日は12月1日。背番号は「#11」。頭には南部鉄器の王冠、腕にも南部鉄器の腕輪をしており、趣味は筋トレ。勝っているときは喜び、負けているときは怒るという分かりやすい性格。実は蒸気機関で動くアンドロウシで、試合で第4クオーターを迎えると興奮状態になって踊り出すという特徴も。 同チームはマスコットキャラクターの名称を募集している。1次審査の後、ウェブと試合会場で一般投票が行われ、3月上旬
このタクシーを運行しているのは「岩手中央タクシー」(盛岡市開運橋通3)。同社では専用のポイントカードを発行、今回ポイントが3倍付くタクシーを1台のみ走らせてみようと企画。車体を「七福神」のペイントにして「お宝タクシー」と名付けた。 盛岡市内では地元のスポーツチームや観光名所などをペイントしたタクシーがあるが「アニメ風」なキャラをペイントしたタクシーは珍しい。同社の保有台数106台のうち1台のみの運行となる。同社社長の佐々木さんは当初「絵本に出てくるような一般的に親しまれるイラスト」で納車されるものと思っていたそうだが「痛車」に近い仕上がりを見てショックを受けたという。運転手も「恥ずかしくて乗りたくなかった」というが、現在は「慣れた」という。 10月の走行開始以来、携帯電話で写真を撮られ、宝くじの購入にこのタクシーを利用する客もいるという。注文は受け付けず市内中心部の「流し」営業のため、この
世界樹「ユグドラシル」をイメージした新社名「ドンドンアップ」のロゴマーク。北欧神話に描かれているという。 盛岡を拠点に古着チェーン「ドンドンダウン・オン・ウェンズデイ」を全国展開するヘイプ(盛岡市開運橋)は8月1日、社名変更を行う。新社名は「ドンドンアップ」。 毎週水曜日に値段が下がるユニークな販売システムで急成長する同社は、1991年に同所で創業。1997年に法人化し、現在は「ドンドンダウン・オン・ウェンズデイ」ほか「ニコカウ・サンコメタダ」など、FCを含め50店を展開。今年6月には紳士服のコナカ(神奈川県横浜市)の子会社で衣類のリフォームショップ「お直しピット!」を展開するアイステッチ(同)とフランチャイズ契約を決めるなど、同社が目標とする株式上場に向けて準備を進めているという。 今年3月にはリサイクル小売業として初の「ハイ・サービス日本300選」(サービス産業生産性協議会)に選ばれる
盛岡の古い街並みを残す鉈屋町の「大慈清水御休み処」で6月12日、「日本文化に親しむ会 投扇興(とうせんきょう)と聞推香(もんすいこう)」が行われる。 同イベントは、盛岡まち並み塾(鉈屋町)が同地域の理解と活性化を目的に毎月第2土曜に開催する行事の一つとして行うもの。今回は盛岡芸者に若手の後継者ができたのを機に、一般参加者が芸者遊びの投扇興と聞推香に親しむ。投扇興は扇子を使った日本版ダーツのような遊びで、聞推香は小箱を振りながら音を聞いて中に入っている小豆の数を当てる遊び。 関連イベントとして旧八百倉町家(同)で「時代を彩る衣装展」、スペース鉈屋町で日本グット・トイ委員会が認定する優良玩具で遊ぶ催しも行う。近くの旧かわてつ料亭ではうなぎ膳(1,000円)を、細重商店ではもっきり酒(コップ酒、200円~)も提供する。 開催時間は関連イベントも含め10時~16時。参加費は投扇興と聞推香で1,00
「ぺちゃくちゃないとin 盛岡」でプレゼンする彫刻家の片桐宏典さん。英国エジンバラから駆けつけた。©KAS 世界各地で行われているプレゼンイベント「ぺちゃくちゃないと(PechaKucha Night)」が11月27日、盛岡市の岩手県公会堂(盛岡市内丸)で行われた。 「ぺちゃくちゃないと」のオープニング画面(関連画像) 同イベントは、東京の建築とインテリア関連の事務所「クライン・ダイサム・アーキテクツ(KDa)」(東京都渋谷区)が2003年に企画。パワーポイントなどプレゼンテーション用ソフトのスライドショー機能を使いながら、アートや商品企画、国際交流、地域お越しなどのアイデアを「プレゼン」するもので、唯一のルールは「20秒×20枚」のスライド(画像)を使うこと。6分40秒の間にテンポ良くプレゼンが進むことから一気に世界中に広まり、現在では260都市で行われている。日本では拠点となる東京のほ
同イベントは、駅前商店街の飲み屋をはしごするスタンプラリーで、今年で8年目。通勤客が少なく、店が比較的混在しない土曜日に開催する。参加店は居酒屋やスナックなど、酒を提供する17店で、うち6店を回ると商品券や食事券が当たる仕組み。例年通り400人ほどの参加者を見込んでいる。 参加者は、3,000円(当日は3,300円)のチケットと引き替えに渡される手ぬぐいと小さめのマグカップを片手に参加店を巡る。酒は生ビール、日本酒、焼酎などで、1カ所の店で飲めるのは1杯だけ。つまみは店により1~3品ほど提供され、料金は酒、つまみともチケット代に含まれる。 自らもここ数年参加してきたという市商工課の担当者は「時間内ならこの金額で酒もつまみもいただけるので、とてもお得。駅前に豆しぼりの手ぬぐいとマグカップを持った人がゾロゾロ飲み歩く姿はなかなか面白いもの。同じ物を手に持っていることから一体感が生まれるせいか、
岩手県の第3セクター「三陸鉄道」(本社=宮古市)は4月13日、車両のヘッドマークに使用する「鉄道むすめ 久慈ありす」のイラスト作品を発表した。 トミーテック賞受賞作品 同社が2月、開業25周年を記念して同鉄道の人気キャラクター「久慈ありす」のイラストを公募。応募のあった54作品から一次審査を通過した32作品を、3月から4月にかけて同社ホームページなどで人気投票を行った。 1位の「岩手県知事賞」は161票の最多獲得投票数を得た多田穣司さん(岩手県滝沢村)の作品「GO AHEAD」が受賞。以下、2位「トミーテック賞」=rizさん(神奈川県横浜市)の「welcome to SANRIKU」、3位「久慈市長賞」=Hirahitoさん(東京都調布市)の「三陸のアイドル、久慈ありす」、4位「三陸鉄道社長賞」=角館秋月さん(香港)の「元気いっぱい出発進行!」。今月18日に宮古市で授賞式を行う。 同社広報
同番組は、盛岡冷麺の考案者で食道園の創業者、故・青木輝人さんのキャラクターにスポットを当てながら、「冷麺」が「盛岡冷麺」になるまでを描いたもの。 番組では、盛岡冷麺のルーツと言われる平壌冷麺とハムン冷麺をスタッフが現地ソウルに飛んで検証。再現ドラマや今回、番組制作のきっかけにもなった単行本「盛岡冷麺物語」(リエゾンパブリッシング刊)の著者・小西正人さんへのインタビューのほか、青木輝人さんの肉声による未公開テープを初公開する。 番組を制作した担当ディレクターは「冷麺やじゃじゃ麺のように、盛岡にはなぜか大陸の食文化が根付いている。戦後の混乱の影響などさまざまな理由があるのかもしれないが、今回はまさにそのルーツをたどってみた」と話す。「当時、周囲の人をとりこにしたという青木輝人さんの魅力的なキャクラクターが画面を通じて伝われば」とも。 放送時間は3月8日12時~12時55分。その後、番組は秋田朝
第3セクター鉄道の三陸鉄道(本社=宮古市)は現在、「鉄道むすめ 久慈ありす イラストコンテスト」を開催している。 久慈ありすのヘッドマーク 同社は昨年、玩具メーカーのトミーテック(栃木県壬生町)と共同で「萌え系」の制服キャラクター「久慈ありす」を生かしたイベントを展開。今回は開業25周年を記念して同コンテストを開催し、イラストを一般より募集する。作品は制服姿以外も可。 最優秀作品は、実際の車両に取り付ける「ヘッドマーク」に採用されるほか、作者には1年間にわたり「夏=ウニ、ホヤ」「秋=マツタケ、サンマ」「冬=イクラ、アワビ」「春=ワカメ、ホタテ」など三陸の海や山の幸が、季節ごとに産地から直送される。 応募資格はプロ、アマ不問で、原稿はB4またはA4サイズ(画用紙かケント紙)を使用。デジタルデータの場合は、JPG形式で容量は1MB以下(後に高画質のデータを提出)。郵送またはメールで応募する。締
創建80年を超える歴史的な建物「岩手県公会堂」(盛岡市内丸)で、シンガーソングライターのEPOさんによる無料招待ライブ「EPO 風邪の散歩道 スペシャルライブ」が行われる。 同ライブは宮城県のエフエム放送局「Date fm」(仙台市青葉区)が制作し、東北6県と新潟県の各エフエム局で放送する同タイトルのラジオ番組の公開録音として行うもの。トークよりも演奏をメーンに「聴かせる」公開録音は、サポートスタッフとしてEPOさんと数々のライブを共にしてきたギターの笹子重治さん、さらにボタンアコーディオンの桑山哲也さんが参加するコラボレーションライブとなる。 同番組では、これまでにも東北各地で公開録音を行ってきたが、今回岩手県を選んだ理由について番組スタッフは、「昨年、宮城県と同様に大地震(岩手・宮城内陸地震)の被害に遭っていることもあり、音楽を通して県民の方々を元気づけたかった」と話す。会場に同公会堂
なんぶくんは南部藩の総鎮守である同神社で権禰宜を務める佐藤辰悟さんが今月、およそ3週間かけて製作した力作。体長120センチの発砲スチロール製で、イメージは戦国武将。歴代の南部藩当主をモチーフに、鎧姿ながらも兜に南部鉄器をあしらうなど「遊び心」も盛り込んだ。 きっかけは、宮司の坂本広行さんが仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの公式キャラクター「むすび丸」に触発されて、佐藤さんに「オーダー」したもの。書籍をひも解きながら歴代の南部家当主を描いた絵や写真を参考に、デザイン案から成形、色塗りまで佐藤さんが一人で仕上げたという。 現在、靖国神社(東京都千代田区)で宮司を務める第45代当主も「せんとくんよりは可愛いのでは」と、笑いながらも出来映えには納得の様子だったという。 「盛岡と言えば宮澤賢治や石川啄木が有名だが、この街の街づくりをしたのはやはり南部家。そこをアピールしたかった」と佐藤さん。
めんこいテレビ(盛岡市本宮字松幅)は12月1日、凸版印刷(東京都千代田区)と共同で電子チラシポータルサイト「めんこいShufoo!」の運営を開始した。 母体となる「Shufoo!」(しゅふー)は凸社が開発し手がける電子チラシサイト事業で、東北地域では河北新報社(宮城県仙台市)に次いで2例目、テレビ局が参入するのはテレビ新広島(広島県広島市)の「満点Shufoo!」に続いて全国で2例目となる。 同サイトは、大型スーパーや家電量販店、ホームセンター、映画館など、岩手県内で配布される新聞やフリーペーパーなどに折り込まれるチラシのグラフィックデータをそのままインターネット上に掲載するシステム。拡大・縮小が自在で、すでに携帯電話ではNTTドコモのiモードで一部閲覧できる。将来的には決済機能を搭載したEコマースや動画のストリーミング配信も手がける予定。 同事業の強みはユーザーがチラシデータをクリックし
盛岡経済新聞がウェブサイト上で行ってきた投票企画「VOTE」(ボート)で、「盛岡冷麺」に関する投票数が2,000件を超えた。 盛岡冷麺の写真 これは当サイトが3月31日~10月31日の約7カ月間、盛岡で「市民食」といわれる盛岡冷麺の人気店を調べるために盛岡市内と近郊の10店を対象に行ったもの。 夏の食べ物とされる盛岡冷麺のため、投票開始の直後はまだ寒い時期なことから、読者の関心が薄く投票数は伸びなかったものの、ゴールデンウィークに入り急上昇。開けには投票数が500を超えた。 7月後半から8月中旬の夏期休暇の時期に入るとさらに数字は伸び、投票数は一気に1,700を超えた。その後、伸びは鈍化し9月~10月の2カ月間で投票数300を得るに留まった。 編集部で各店が得た投票数の推移を分析したところ、ゴールデンウィークまではこの春に東京銀座に進出した「ぴょんぴょん舎」(盛岡市稲荷町ほか)が一時、投票
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