Point ■脳組織のある部分のニューロンから別の部分のニューロンへ、ワイヤレスで情報伝達が行われていることが判明 ■ニューロンのゆっくりした周期的活動が電場を生むことで、付近の細胞を活性化する ■切り離した2つの脳組織片を近くに置くと、電場がその隙間を通ってニューロンを活性化する 脳の中で行われているニューロン同士の新たなコミュニケーションのかたちが明らかになりました。脳組織のある部分のニューロンは、別の部分のニューロンへなんと「ワイヤレス」で情報伝達が行われており、組織同士を外科的に切り離してもこのワイヤレス接続は可能なのだそう。 この説を発表したのは、米ケース・ウェスタン・リザーブ大学のドミニク・ドゥランド氏ら。論文は、「The Journal of Physiology」に掲載されています。 Slow periodic activity in the longitudinal hi