各種の次世代ファイアウォール製品が提供される一方で、ファイアウォールベンダー各社は「どのような技術を使うのがベストか」をめぐり、しのぎを削っている。次世代ファイアウォールの特徴は、アプリケーションを認識する点にある。ポートやプロトコルをベースにステータスを制御する従来のステートフルファイアウォールとは異なり、次世代ファイアウォールはトラフィックを解析して、ネットワークを横断するアプリケーションを特定する。 最近では、アプリケーションはパブリッククラウドに配置されたり、SaaS(Software as a Service)プロバイダーにアウトソーシングされたりする傾向にあり、企業ネットワークに入ってくるデータが適切なものであることを確実にするためには、より粒度の高い制御が必要とされている。 関連記事 読めば分かる! 次世代ファイアウォール 何が違う? ファイアウォールと次世代ファイアウォール
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