印刷 関連トピックス全日本空輸米ワシントン州エバレットで全日空への納入を待つボーイングの「787」=山川写す 米航空大手ボーイングは25日、全日本空輸にボーイングの最新鋭中型機「787」の1号機を納入したと発表した。全日空は787の世界初の顧客で、納入は当初予定から3年遅れ。同機の最初の営業飛行は、10月下旬の成田―香港のチャーター便となる。 787は200〜300人の旅客を運べ、1回の給油で飛べる距離が同じ大きさの従来機に比べて約4割延びた。金属に代わり、東レの炭素繊維による複合材を多用したのが特徴。機体重量を抑え、燃費は従来機に比べ2割向上した。 主翼を三菱重工業が納めるなど、日本企業が機体の35%を担当する。電気制御で外光を調整できる窓や、乱気流の際に揺れを抑える新機能も売りだ。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連記事ボーイング787に型式証明 9月に全日空へ引き渡し