神崎:無線LANでアクセスポイント(AP)に接続して、IoTゲートウエイを介してサーバーにセンサーのデータを送る。よくある構成ですね。 吉田:でもね、電池駆動だから省電力性が求められているの。 神崎:省電力性? 吉田:平常時はスリープしているの。ある決まった時間になると起動して、無線LANでサーバーへデータを送信するのよ。 神崎:そうなると、スリープ時間をできるだけ長くしないと、電池が早く減りますね。 吉田:その通り。デバイスが1台だけなら、数秒程度で伝送が完了するの。1台のAPに最大200台程度を収容するのだけど、このまま数を増やしても大丈夫か、アドバイスが欲しいとのことなの。 片岡:多数のIoTデバイスが決まった時間に同時に送信すると、無線LANが混雑しそうだな。 吉田:その可能性はあるわね。 片岡:無線LANの規格は? 吉田:11g▼の54Mビット/秒。 片岡:送るデータ量は? 吉田