デジタル機器のソフトウエアにアップデートは付き物だ。動作不具合の解消、機能向上、陳腐化や情報漏えいを防ぐ目的で常にアップデートがかかる。コンピュータ用のOSでは、特に重要な意味を持つ。OSに情報漏えいの穴があると分かったら即座に対応策を施し、新版を配布する。ところが、日本語版のMac用OS Xアップデートは情報が極端に古かったり、異なるバージョンの情報が提示されたりして、ユーザーを悩ませる。正確な最新アップデート情報を入手するためにシステムを英語にしておくという人もいる。しかし、それでは日本市場をあまりにないがしろにしていると言われても仕方がないのではないだろうか。 セキュリティアップデート 2015-004の配信案内に対して 003の情報しか出てこない たとえば、4月から5月にかけて配信されているYosemite 10.10.3アップデート。この中にはセキュリティアップデート2015-0