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ブックマーク / note.com (172)

  • 子育てや部下指導には「陽圧」より「陰圧」|shinshinohara

    子育てを「陽圧」でやるとうまくいかないことが多いように思う。励ます、背中を押す、ほめる、手を引く、は大人からの働きかけ。大人が能動的で子どもは受動的。こうした大人からの「押し」があると、子どもは引いてしまう。意欲がなくなってしまう。意欲が消えれば、どんな大人の努力も無駄になる。 微生物の複合培養も、無理があると言われていた。私は「陽圧」ではなく「陰圧」にしてみた。微生物に何かを与えるのではなく、何かが欠落した状態を作った。そして、その欠落を微生物に埋めてもらうことにした。すると不思議なことに、一万種以上いる微生物が欠落を埋めるために一斉に動いてくれた。 岩礁に張り付いた重油を、スーパー微生物で分解、とかいう話があったけど、どれもうまくいかなかった。しかし面白い方法がある。その岩礁に肥料をまく。すると重油はしばらくして分解してしまうのだという。微生物を加える「陽圧」だとうまくいかないのに、な

    子育てや部下指導には「陽圧」より「陰圧」|shinshinohara
  • 『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 』を出版します|ミノ駆動

    こんにちは、リファクタリングが大好きなミノ駆動です。 これは、私が執筆した『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方』について紹介する記事です。 2022年4月30日発売です(ほぼ同日に電子書籍版も出ます)。 AmazonなどECサイトで、すでに多くの予約が入っており、ヨドバシ.comでは一時期予約終了になったほどです。おかげさまで初版部数が2倍になりました。 ■どんな?皆さんはプログラミングでバグを埋め込みたいですか?ロジック修正が上手くいかず、ヒィヒィ言いながら長時間残業したいですか?イヤに決まってますよね。ところが現実には、 何度もバグを埋め込んでしまう ロジックを読み解くのに時間がかかる やっとロジック修正しても、全然違う箇所がバグ化してしまう ……ほとんど誰もが体験しているのではないでしょうか。 でも、こうした状況をなんとかしたいと思って

    『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 』を出版します|ミノ駆動
  • 「上手くなれ」よりも楽しんでもらうこと|shinshinohara

    自分は努力したから今の地位がある、と考える指導者や親は、「だから努力しなさい」という指導になりがち。そして「努力すれば上手くなる」という指導になりがち。みんな上手くなりたいはずだ、上手くなるには努力しなければならない、と。しかしその指導だと脱落者が多くなる。 たとえばピアノだと、たとえつまらなくても苦しくても、上手くなりたければバイエルの練習曲を弾きなさい、となる。すると、ピアノ教室に入るまではピアノの弾くのが大好きだった子が嫌いになることが多い。そうした子に指導者は、「努力しない時点で見込みはない」と切り捨てる場面をよく見る。 自分は努力したから出世できた、と考える上司は、部下はみな出世したいものと考え、あるいは出世を目指さないヤツはハナからダメだと考え、出世を目指せ、そのために努力しろと尻を叩く。その結果、部下のやる気、意欲を奪い、指示待ち人間に仕立ててしまったりする。 「オレみたいに

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  • 「勉強しろ」と言うから勉強嫌いになる…「勉強しろ」と言わなくても勉強するようになる方法|shinshinohara

    京大生でも、勉強しろと親から言われた、っての、ほとんど聞いたことがない。 https://maidonanews.jp/article/14588830 学生の頃からこれは不思議に思っていて、関心をもって観察していた。すると、親が「勉強しろ」と言うから勉強が嫌いになり、子どもは勉強しなくなること、親が勉強しろとは一切言わず、子どもが能動的に学んだら驚くという姿勢だと、子どもは学ぶのが大好きになるという観察結果が得られた。 どの時期からその分かれ目があるかというと、どうも小学校入学から。子どもが小学校に入学すると、「勉強しろ」と親が言うように。やがて子どもは辟易し出し、勉強が嫌いになり、やろうとしなくなり、強制されてもなかなかやらない子どもになるらしい。 他方。 子どもに勉強しろと一切言わない親は、小学校入学前と後とで態度が変わらない。子どもが新しいことに挑戦したり、工夫したりなど、能動的に

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  • 「驚き」というプレゼントが受援力を高める|shinshinohara

    「頼りにされるって、結構嬉しいもんだよね」「でも依存されるとしんどいよね」「頼りにされるのと依存されるの、何が違うんだろう?」YouMeさんと話し合った結果、相手が見えてるかどうかではないか、という話になった。 おぼれている人を助けるとき、救助に向かった人が死に、おぼれていた人が助かるケースが少なくない。おぼれている人は必死になって、救助に来た人を踏み台にして息をしようとし、結果として救助する人がおぼれてしまうかららしい。依存する人はおぼれた人に似た行動をする。 頼る相手の様子を見ず、ともかく自分が助かりたい一心で、息を継ぎたい一心で、必死になってつかみにかかる。このため、相手は相手のペースに引きずり回されて疲弊する。依存する人は、すべてのエネルギーを自分に振り向けろと要求する。助ける人の余力をしばしばすべて奪ってしまう。 頼られて気持ちの良いケースは、自分にできることはすべてやろうとし、

    「驚き」というプレゼントが受援力を高める|shinshinohara
  • 失敗しちゃいけない、という呪い|shinshinohara

    「そこ、みんな失敗するんだよね」と声をかけると「みんな失敗するならそのままでいいや」と努力しなくなるからよくない、という指摘が複数。 残念ながらここにも、二つほど呪いが隠されているように思う。失敗は克服されねばならない、という呪い。失敗を放置するのは怠慢である、という呪い。 いよいよ修学旅行も近いというのに、そして体に特に異常がないのに、子どものおねしょが直らないという場合、面白い方法があるという。寝る前にたくさん水を飲んで、ジャンジャンおねしょを楽しもう、というもの。おねしょをしちゃいけない、克服しなきゃいけないと思ってたのを、逆転させる。 水をたくさん飲んでるので、おねしょして当然、むしろおねしょしない方がおかしい、という状態にし、しかも「さあ、どんなおねしょになるかな?」と楽しみにする。すると、不思議なことが起きる。おねしょしちゃいけないと思っていた時は結果に思考がしばられ、尿意とい

    失敗しちゃいけない、という呪い|shinshinohara
  • 親のかける「呪い」について|shinshinohara

    親が知らず知らずにかけてしまう「呪い」について、私も十分に言語化できていないことに気がついたので、ちょっと考えてみる。 昔の親は、子どもに評価を下すことを何とも思っていなかったので、結果的に「呪い」にかかる人は少なくなかったように思う。たとえば。 「お前はどんくさい」「足が遅い」「何を着ても似合わない」「お前に才能はない」などなど。親から言われたネガティブ発言は、他人から言われたものと違って救いがない。自分を生んだ親が言うので、否定が難しい「呪い」になってしまう。 で、「どんくさい」と言われた人は「ええそうですよ、どうせどんくさいですよ」とすね、開き直り、どんくささを改善する気を失う。努力すること、工夫することを放棄してしまう。足の遅い人は走ることが嫌いになり、才能がないと言われた人は才能を開発することを放棄する。 ところで、「呪い」はネガティブ発言に限らない、というご指摘を頂いた。その通

    親のかける「呪い」について|shinshinohara
  • 自分の「安心」のために部下の思考を奪うか、「信頼」し部下を能動的に躍動させるか|shinshinohara

    昨晩は「手の倫理」読書会。とは言え、私は読んでないけど。参加者によると、安心と信頼、というキーワードが載ってるらしい。部下が失敗しないよう、事細かに教え、失敗したら激怒し、自分の想定外の行動するのを恐れ、自分の指示通りに動くようコントロール下に置こうとする「安心」。 部下には自己判断するだけの能力があると考え、任せる「信頼」。ここしばらく、「失敗を楽しむ」ことを書いていたけど、どうやらとても関連するキーワードのように思う。 三国志のヒーロー、諸葛亮孔明が、自分の後継者と考える馬謖に軍を率いるよう命じた時のこと。 孔明は馬謖に、「絶対に山の上に陣地を築いてはならない」と口酸っぱく命じた。馬謖は自分の才能に自信があり、まるで軍事のど素人扱いされたことが面白くない。そこで、指定された山に着いたとき、孔明の指示とは逆に山の上に陣地を築いた。山の上に陣地を築いても勝てることを見せてやろう、と。 とこ

    自分の「安心」のために部下の思考を奪うか、「信頼」し部下を能動的に躍動させるか|shinshinohara
  • 呪いを解除し、失敗を楽しむ|shinshinohara

    私のところに来てくれる学生やスタッフには、まず「呪いの解除」から始めさせて頂く。ほとんどの人が、親や教師、指導者の言うとおり、指示通りに動かねばならない、失敗なんか許されないという「呪い」にかかっている。約1ヶ月ほどかけて、この呪いを解くことにしている。 最初の1ヶ月は、危険がない範囲で、なるべくたくさん失敗してもらう。失敗したら叱られるという経験ばかりしているので、とても失敗を恐れる「呪い」がかかっている。私は「あ、そうなんですよ。皆さん方ここで引っかかるんですよねー」と言って、一緒に失敗の観察を楽しむ。 「なんでこうなっちゃったんでしょうね?」と聞いても、たいがい、「わかりません」が返ってくる。そこで「ここ、どうなってます?」と着眼点を伝える。すると「こうなってます。あ、だからか!」と気づいてもらえる。「なるほど。ではどうしたらよいと思います?」と尋ね、仮説を立ててもらう。 こうしたこ

    呪いを解除し、失敗を楽しむ|shinshinohara
  • 学ぶことを楽しみ、敬意を抱きあえる社会に|shinshinohara

    私が勉強(※学びではない)するようになったきっかけは二つある。一つは両親が商売を手放し、家にお金が1100円しかないという状態の時に、8万円もする大ガラスを割ってしまったこと。「そんなの弁償できない、どうしよう」と母は泣き崩れた。私は部屋の隅でションボリ。 すると、そのなけなしのお金で、父が喫茶店に連れ出してくれた。中2になる私に、父は次のように言った。「8万円はお前の返せるお金ではない。今働けるのはお母さんだけ(父は転職のための勉強中)。結局はお母さんが弁償するしかない。これから5つのことを話す。それをしっかり守りなさい」 「お前はいつも家事をイヤイヤやっている。お母さんを少しでも楽にさせるため、これから掃除、洗濯、料理は全部お前がやりなさい。 二つ目。家事が忙しいのを言い訳に部活をやめないように。お前の年頃は体を鍛えるのも大切なこと。部活は最後までやり通すように。」 「三つ目。お前はち

    学ぶことを楽しみ、敬意を抱きあえる社会に|shinshinohara
  • 「どうせ」を「どうせなら」へ|shinshinohara

    阪神淡路大震災では寒かったこともあり、全国から毛布が送られてきた。しかし中にはひどく汚れた、捨てた方がよいようなものも少なくなかった。当然、被災者の人たちは新品の毛布を欲しがった。ところが中古なのに新品よりも人気のある、不思議な毛布があった。それには手紙が入っていた。 「これは新品ではありませんが、気持ちよく使ってもらえるよう、3日間日に干したものです。こんなものでよろしければお使いください」その心遣いが、中古の毛布を「ケガレ」から「ぬくもり」へと変えたらしい。人の心がけ次第で、印象がガラリと変わる。 中古の汚い毛布を送ってきた人は「どうせ被災者の人たちは寒くて仕方ないんだろう、だったら捨てようと思っていたこの毛布でもいいか」となったのだろう。手紙を入れて送った人は「どうせなら日に干して少しでも気持ちよく眠れますように」と願いを込めたのだろう。「どうせ」と「どうせなら」の違い。 ナイチンゲ

    「どうせ」を「どうせなら」へ|shinshinohara
  • 「人を動かす」より「人が動く」構造づくり|shinshinohara

    私は農業研究者だからか、大人も子どもも、トマトや微生物と同じように「どうにもしようがないもの、基、言うことを聞いてくれないもの」と見なしている。 しかし面白いことに、自ら能動的に動くのなら、話が違ってくる。この点は、微生物もトマトも、そして大人も子どもも同じ。 私のもとに来る学生にいつも出すクイズ。「邪魔な木の切り株がある。これを微生物の力で取り除いてほしい」。こういうと、木材を分解する微生物を見つけだして、それを切り株にぶっかければ?という回答が来ることが多い。実際、学会発表でもそうしたものが多かったのも事実。しかし。 分解微生物を切り株にかけても、3日もすれば跡形もなく消えてしまう。土着微生物に駆逐されて。もちろん切り株はそのまま。分解微生物をぶっかける、ではうまくいかない。 しかしここで面白い方法がある。切り株の周りに肥料をまく。すると、切り株は数ヶ月もしないうちにボロボロになる。

    「人を動かす」より「人が動く」構造づくり|shinshinohara
  • 振り返りに必要なのは「訊く」と謙虚さ|shinshinohara

    子どもたちの自然体験の活動で、後で大人たちで振り返りをするのだけれど、そのとき意識したらよいことは何か?という質問が。 振り返りではきっと、「今日はこんなことが起きた」などを報告し、メンバーで共有しているのだと思う。その時大切なことは、「訊く」ではないか、と思う。 私は相談事に乗るとき、こちらから意見を言うというより、徹底して「訊く」ようにしている。「そこのところ、もう少し具体的に聞いていい?」「その時その子はどう感じたんだろう?」「で、その時あなたはどう思ったの?」「次はどうしたらいいと思ってる?」問いを発して、話をフンフン聞く(訊く)。 訊かれた側は改めて考える。サラッと表面だけなでるようにしか考えていなかったことを、深掘りするようになる。すると、気づいていなかったことにも気づき、それを口にし、自分でもまたそこから思考が広がっていく。「似たようなこんな事例があったけど、今回はどうだろう

    振り返りに必要なのは「訊く」と謙虚さ|shinshinohara
  • 子育てするにあたって心がけていること|shinshinohara

    自分の子どもを育てるのにどんなことを心がけてるか、と質問された。あまりきちんと意識したことがなかったけど、聞かれて思ったのは二つ。 第三者と関係を結ぶ力と、工夫することを楽しむ心。 親は、順序で行けば子どもより先にこの世からいなくなる。否応なしに子どもは赤の他人だらけの「第三者の海」に放り込まれる。そうでなくても、子どもが社会に出るとき、親はほとんど何もしてやれない。子ども自身の力で、第三者と関係を取り結ぶ力をもつ必要がある。 けれど、今の日社会では、第三者と関係を結べるのは事実上、学校しかない。もし何らかの事情があって学校に不適応を起こしたとき、第三者と関係を結べる場を失ってしまう。すると、子どもは第三者と関係をどうやって結べばよいのかわからなくなってしまう。だから。 学校以外の第三者とつながるきっかけを、親がある程度用意する必要がある。私が不登校の子の面倒を見たり、相談事に乗るように

    子育てするにあたって心がけていること|shinshinohara
  • 無駄と失敗が成功の輪郭を浮き彫りにする|shinshinohara

    先日、鳥取大学の人たちに講演した時の参加者から、質問が来た。「点数に結びつかない遊びとかの「余計なこと、無駄なこと」に理解を示さず、ただひたすら勉強してほしい、という期待を親は持ちがち。「余計なこと、無駄なこと」の大切さをどう伝えたらよいですか?」というもの。ちょっと考えてみる。 ロボットアームにいろんな形の荷物を持ち上げさせる、という課題を人工知能に与える実験。これで大切なのは、たくさんの「失敗」をすることなのだという。「成功」だけを学習させると、ちょっと角度が違ったり荷物の形が違っただけで全く対応できなくなってしまうから。ところが。 膨大な失敗を重ねさせ、学ばせると、数多くの「失敗」が、数少ない「成功」の輪郭を浮き彫りにしてくれる。失敗があるからこそ、成功の輪郭がつかめて、やがてどんな形の荷物でも、どんな角度であっても、正確に荷物をつかんで持ち上げることが可能になるという。 赤ちゃん用

    無駄と失敗が成功の輪郭を浮き彫りにする|shinshinohara
  • 国語力(中学)の伸ばし方|shinshinohara

    中学生だと、国語の成績が他の教科の成績がどれだけ伸びるかを決定する。国語が80点以上なら、他の4教科は90点以上採ることも可能。もし40点程度なら、他の教科は60点採れてたらよく頑張ってる。国語の点数+10~20点が大体の限界。 そして私の時代から「国語の成績は上げようがない」と言われている。確かに国語は成績を上げにくい教科だが、国語を上げないと他の教科も伸びづらくなる。そこで、私なりに国語の成績を上げるコツを書いてみようと思う。 まず、やはり「文章」に慣れること。国語ができない子は、日常会話が単語だけだったりする。親子の会話も単語で済まされていたりなど、文章にして相手に伝えることが皆無なことも。私が文章で話したりすると、そこの家の下の子が「なんでそんなに長く話せるの?」とビックリしたりする。 そういう子は、ともかく「アウトプット(出力)」させること。単語しか言えないのは、それ以上求められ

    国語力(中学)の伸ばし方|shinshinohara
  • 小学校算数のアヤフヤを消す|shinshinohara

    公立中学で学年最下位水準だった子どもを4人みたけれど。みな、中学の内容を終えることができ、高校の授業にもついていけるようになった。それはなぜかと言うと、小学校の内容からやり直したから。中には分数どころか九九もあやしい子がいたけれど、やり直したら習得できた。 たぶんなんだけど、それを習った当時は、それを受けとめるだけの体験が不足していたのだと思う。九九を習った時には、足し算をさんざんやって、2を二回足したら4、三回足したら6、のような蓄積がないと、九九はなかなか身につかない。 分数を習う時には、ケーキを8人で分けたり、ピザを6人で分けたり、おやつを3人で分けたり、という体験が十分蓄積していないと、何を言ってるのか分からない。分数を習った時に「体験ネットワーク」の準備が整っていなければ、分数の内容を受けとめようがない。 しかし。九九や分数を小学校で習ったときには受けとめようがなかった子も、中学

    小学校算数のアヤフヤを消す|shinshinohara
  • 「勝手に学ぶ人」と「期待されて学ぶ人」の差が埋められない|柴田史郎

    ここ1年ぐらい感じていた「学びに関する格差」の話を書く。 最初にまとめ・勝手に学ぶ人は、自分の周囲にある「学びに使えそうな仕事」を探して自分の仕事にすることを繰り返す ・期待されて学ぶ人は、上司とかの期待に応えて新しいことを学ぶ ・「勝手に学ぶ人のスピード」>「期待されて学ぶ人のスピード」なので、格差が開いていく ・「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」が実現できない ・勝手に学ぶ人を止める理由も見つからない ・困ったなあ(解決策わからない) では詳細を書いていく。 勝手に学ぶ人:自分の周辺にある「誰も手をつけてない仕事」を発見し、自分の学びに利用するそれぞれが自分の担当範囲の仕事をしているとする。 それぞれが自分の担当範囲の仕事をしている勝手に学ぶ人は、「誰も手をつけてない」かつ「自分の学びになりそうな」仕事を自ら発見して、自分の仕事として取り組む。 勝手に学ぶ人

    「勝手に学ぶ人」と「期待されて学ぶ人」の差が埋められない|柴田史郎
  • 「即戦力にならねば」と悩んでいる中途で入社された方にお伝えしたいこと|林田 保

    サイボウズではまだまだ中途で入社された方に対する研修、教育などが十分整備されてないこともありますが、中途入社の方から「どんな業務をどこまでやればいいのかわからず、つらい」的な話をちょこちょこいただくことがあります。 「まあそのうちフィットするチームや業務がうまく見つかると思います」的にお伝えしておりましたが、確かにご人はつらそうなのでどうにかしたい、と思います。現在、そのあたりの整備をし始めてます。(すみません、まだまだ全然道半ばです) とはいえ、中途入社の方を見ていると「そんなに焦らなくても。。。」と思うこともあり、そのあたりについて書いてみます。 〇会社が変わると何が変わるか中途社員の方の場合は、比較的前職の経験を生かした業務をお願いすることが多いですが、しかしながら実際転職して業務をしてみると、結構違うところだらけで最初は自信を失うこともあるのではないかと思います。「似て非なる」も

    「即戦力にならねば」と悩んでいる中途で入社された方にお伝えしたいこと|林田 保
  • 偉い人と「うまくやる」ための3つのコツ|とくさん|MYCOPING

    私は参謀的な仕事をしてるので、よく「えらい人」と話をします。そこでのコツは「相手の目をみる」「相づちを打つ」「相手の言ったことを適語でまとめる」です。 えらい人は基的に孤独です。そして話を聞いてほしいタイプです。プライドも高いです。だってえらいんですもの。 だから、まずは全身で聞いていますよ感を出します。でも、ただ聞いてるだけだとバカと思われますから、適語で相手の話を要約する。「そうっ!」って身を乗り出してきたら勝ちです。 と言われてもあまりピンとこない人も多いかと思います。ということで、私がどんな風にやっているかを、最近の役員Tさんとの会話から紹介してみましょう(Tさんの部下のYさんについての会話です)。 ーーーーーーーーーー 役員Tさん「Yくんはさー、なんだろう全部自分でやろうとしちゃうよね」 私「人に振れない、ですよね」 役員Tさん「そう!だからさあ、この前のあの問題もバタバタした

    偉い人と「うまくやる」ための3つのコツ|とくさん|MYCOPING