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2011年3月3日のブックマーク (3件)

  • 成惠卿さんとお話しする - 内田樹の研究室

    成惠卿(ソン・ヘギョン)さんと能楽についてのセッションの打ち合わせのあとに1時間ほどお話をした。 たいへん興味深い話だったので、忘れないうちにここに記すのである。 ソンさんはSeoul Women’s University の日語日文学学部の教授、韓国の女子学生たちに日語と日文学を講じている。 長く日におられたので、流暢で響きのよい日語をお話しになる。 最初の話題は南北統一について。 これまでも何度も書いてきたように、朝鮮半島の南北統一以外に北朝鮮のハードクラッシュを回避する手立てはないと私は思っている。 「一民族・一国家・二制度・二政府」を掲げた「高麗民主連邦共和国」構想は1980年に金日成が提唱した。 北に有利な制度であったので、このときは韓国側に拒絶されたが、その後の2000年の南北共同宣言ではあらためて連邦の可能性が言及されている。 「落としどころ」はこのへんにしかない

  • とうとう失われた20年が終わるかもしれない

    最近、メディアは口を開けば日の悪いことをいっている。日経済は失われた20年といわれて久しい。政治はこれ以上ないほどの醜態を毎日国民に見せている。筆者は小泉政権で日の失われた10年もとうとう終わるのかと思ったが、その後の自民党内閣は構造改革によって危うい立場に立たされていた一部の既得権益層に阿る形で、日経済をまたダメな方向に巻き戻してしまった。既得権益にしがみつきゆっくりと業績を悪化させつつあったテレビ局を買収しようとしたライブドアに突然の強制捜査が入った。停滞する日経済を株主資主義の来の力で浄化しつつあったファンド・マネジャーの村上氏もインサイダー取引の疑いで逮捕されてしまった。その後、マスメディアにより資主義社会に不可欠な存在であるベンチャーやファンドが日社会を脅かす悪者にされてしまった。当は既得権益を握るほんの僅かな人たちを脅かすだけで、多くの日人に多大な恩恵を与

    とうとう失われた20年が終わるかもしれない
  • 日本でもiPhone一社独占販売体制に終わりの予感? - @IT

    あるルートから入手した、1月に作成されたiPhoneの販売数に関するソフトバンクモバイル(SBM)の内部資料に触れる機会を得た。そこでは、iPhoneの販売実績や2011年度の販売計画に加え、NTTドコモがiPhoneを導入した場合の販売台数減なども予想している。 それによると、2011年度もSBMがiPhoneを独占販売した場合、予測販売台数は470万台(新規267万台、機種変更203万台)を達成する見通しだ。一方、NTTドコモもiPhoneを導入した場合、SBMの販売数は252万台にまで激減するとある。つまり、SBMによる独占販売が終了すると、218万人のユーザーがドコモに流れるという予想が一部にあるわけだ。また、SBMからドコモへの流出だけでなく、ドコモが新たに356万台の新規iPhoneユーザー(=他機種からの乗り換えも含む)を獲得するとも予想されている。 この資料では、iPhon