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ブックマーク / gendai.media (9)

  • 第二次世界大戦の責任が「当時の日本国民にもある」と主張する人に言いたい「これだけのこと」(栗原 俊雄) @gendai_biz

    第二次世界大戦は今から80年前に始まり、76年前に終わった。しかし戦争の後遺症は今も広く深く残っている。 筆者は、無謀な戦争を始めた国、為政者たちの責任は重いと考えている。そういう歴史認識の元に記事を書いたり発言していたりすると、しばしば反論が寄せられる。「当時の政治家、指導者を選んだ国民にも責任がある」といった主張だ。 今回は、この「戦争責任」について考えてみたい。 「当時の国民にも責任があった」のか 数年前のこと。筆者は民放のラジオ番組に招かれて、民間人空襲被害者が補償されないまま放置されている現状を話した。 生放送中にリスナーから反応があった。「当時の政治家を選んだ国民にも責任がある……」という趣旨のものだった。 司会者にコメントを求められて、筆者は思った。「そんな風にとらえられているんだな。民間人の空襲被害者たちを支援する声が広がらないわけだ」。 こうした「当時の国民にも責任があっ

    第二次世界大戦の責任が「当時の日本国民にもある」と主張する人に言いたい「これだけのこと」(栗原 俊雄) @gendai_biz
    shigekaz00
    shigekaz00 2021/02/25
    半藤一利、保阪正康の「そして、メディアは日本を戦争に導いた」などを読めば戦争を煽る新聞が売上げを伸ばしていったことがわかるし、そういった民意が政府、軍部に影響していない訳がない。
  • 「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz

    現職として「世界最年少首相」が誕生 2019年12月10日、フィンランドで34歳の女性首相が誕生した。 新首相のサンナ・マリンは、現職として世界最年少の首相である。 マリンは、5つの政党から成る連立内閣の第一党、社会民主党の党首でもある。5つの政党(社会民主党、左翼同盟、中央党、緑の党、スウェーデン人民党)の党首は全員女性で、年齢は32歳と34歳が2人、55歳が1人(註 スウェーデン人民党は、スウェーデン語を母語とする少数派フィンランド人の党)。この内閣を形成するのは、女性12人、男性7人の大臣である。 若い女性の首相であることに加えて異色なのは、マリンが、母とその同性パートナーのレインボーファミリーで育ったことだ。7色のレインボーは、LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスセクシュアル)のシンボルカラー。フィンランドでは、LGBTの家族、特にレスビアンとゲイの家族は、レイン

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz
  • 壮絶…日本で外国人の子供が「ギャング化」その厳しすぎる現実(石井 光太) @gendai_biz

    ギャング化する外国籍の子供たち 今年9月、文部科学省は、日に住む外国籍の子供のうち、15.8%に当たる約2万人が不就学になっている可能性があると発表した。不就学とは、不登校と異なり、学校に籍がない状態を示す。 日には、工場や建設業の仕事を求めて来日してくる外国人が年々増加しており、その中には子供を連れてくるケースも少なくない。 こうした子供たちは家庭環境や日語の壁にぶつかり、学校へ入学しないか、入学しても途中で辞めてしまうことがある。外国人は「義務教育」ではないので、学校を辞めて社会とのつながりが断ち切れるということが起きてしまうのだ。 彼らは学校へ行かなくなることで社会福祉や地域とつながりがなくなり、漂流していってしまうことが多い。児童労働に取り込まれたり、非行化してギャングとなって事件を起こしたりするケースもある。 日が労働力を外国人に頼らざるを得えない状況の中で、こうした子供

    壮絶…日本で外国人の子供が「ギャング化」その厳しすぎる現実(石井 光太) @gendai_biz
    shigekaz00
    shigekaz00 2019/12/09
    ヨーロッパというお手本がありながら、国は移民は受け入れていない、といった態度だから現場が疲弊して社会不安が増大するだろう。
  • 衝撃…!中国の辞書と音楽から突然「自由」の二文字が消えた(古畑 康雄) @gendai_biz

    ガラパゴス的発展のデジタル社会 3月末、香港や広州、深圳を旅行した。スマホに香港の通話用SIMカードを入れておいたが、結局、一度も使うことなく、微信ですべて事足りた。 友人と待ち合わせの連絡など、通信機能だけでなく、コンビニや街中の堂、タクシーに乗った時の支払いもすべて微信だった。全部で1000元近くは使ったが、友人に頼まれて書いた文章の謝礼を微信で受け取っていたので、チャージすることなく支払いができた。 来、中国の銀行口座や携帯番号がないと、この微信支付(ウィーチャットペイ)機能が使えないのだが、日クレジットカードとリンクすることで、利用できる(時々できなくなるという話もある)。 もちろんセキュリティー上の心配はあり、今のところ勝手にお金が引き出されたといった問題は起きていないが、リスクを承知して自己責任で使うしかない。しかし微信1つで何でもできる利便性は確かに大きい。 だが、こ

    衝撃…!中国の辞書と音楽から突然「自由」の二文字が消えた(古畑 康雄) @gendai_biz
  • 服が売れない時代に完売続出!謎のおばちゃんブロガー集団の快進撃(現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    欅坂vs.仮面ライダーvs.謎のおばちゃん!? 2018年9月20日、Amazonの「ランキングではちょっとした異変が起きた。 それまで総合1位に君臨していた「別冊カドカワ 総力特集 欅坂46 限定絵柄ポストカードつき」(表紙は平手友梨奈)の直後に、ランク外からある書籍が突如としてい込んできたのだ。 タイトルは『大人体型の「きれい」を引き出す着こなしの作戦』。カバー写真はまだなし(その後、謎の中年女性のカバーが公開され、さらに異彩を放つことになる)。数時間後、欅坂を抜いてまさかの1位。おばちゃんが欅坂を抜いた――!? 1位がおばちゃん、2位がアイドル。そんな不思議な現象は半日ほど続いた。やがて猛然とランキングを駆け上がってきたのが『仮面ライダービルド 特別版 ラブ&ピースBOX』。8月末に惜しまれながらも終了した「仮面ライダービルド」のレア付録満載の豪華だ。 その結果、国民的ヒーロ

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  • 過去形で「森友問題とは何だったのか?」と問うと訪れる恐ろしい未来(大前 治) @gendai_biz

    今年一年の政治ニュースを振り返ると、最初の大ニュースは森友学園をめぐるものだった。これに端を発して、「忖度」という言葉が流行し、稲田朋美元防衛大臣の国会答弁が問題視され、説明不足を問われた安倍政権の支持率が20%台に下落した。 ……と過去形で書いてしまったが、決して過ぎ去った問題ではない。国会での真相解明も、大阪地検特捜部の捜査も、会計検査院の調査も、端緒についたばかりである。 政治の問題だけでなく、これからの教育のあり方に関わる問題でもある。私たちは監視を弱めてはいけない。 認可されるはずのない申請 すべては、松井一郎氏(現・日維新の会代表)が2011年11月に大阪府知事に初当選した直後に始まった。 2012年4月、大阪府は森友学園の要望を受けて学校設置基準を緩和した。借入金で学校を新設できるようにしたのである。その後の5年間に、緩和された基準により認可申請をしたのは森友学園だけである

    過去形で「森友問題とは何だったのか?」と問うと訪れる恐ろしい未来(大前 治) @gendai_biz
    shigekaz00
    shigekaz00 2017/11/15
    安倍総理が、関与していなかったのなら、さっさと記録を開示して、問題があれば関係者を処分すればいいだけのものを担当者が出張中、記録はない、てするから関与を疑われるんだよ。
  • 川崎老人ホーム連続殺人犯の元同僚が証言「私が見た”闇”の実態」(中村 淳彦) @gendai_biz

    川崎老人ホーム連続殺人犯の元同僚が証言「私が見た”闇”の実態」 分刻みの労働管理、モンスター家族の圧力 (文/中村淳彦) 神奈川県川崎市の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」での転落死事件で、第一発見者であり、後に窃盗の容疑で同所を解雇された今井隼人容疑者(23歳)が逮捕された。今井容疑者は2014年11月4日未明に、87歳の男性利用者の身体を抱えて転落させ殺害したと供述している。 この事件を知った時、私は、真冬の深夜に認知症高齢者が120cmの柵を越え、続々と飛び降りるとは到底考えられないと感じた。やはり「Sアミーユ川崎幸町」では常人の想像を絶する事態が起きていたのだ。 さらに同所では転落死事件のみならず、別の介護職員による虐待までもが発覚し、虐待にかかわった男性職員4名を解雇している。この事態から同施設が「人手不足による、介護人材の劣化」だけでは説明がつかない状況に陥っていると直感した

    川崎老人ホーム連続殺人犯の元同僚が証言「私が見た”闇”の実態」(中村 淳彦) @gendai_biz
  • 「陣形の研究」兵法の変遷をたどってわかった、驚きの中世軍事史(乃至 政彦)

    「信長の野望」はリアルなのか わたしは前近代の合戦が好きだ。 特に陣形と陣形がぶつかり合う会戦(大規模な遭遇戦)には強い魅力を感じている。 だから戦国モノの歴史映画や大河ドラマ、歴史ゲームの会戦映像にはいつも釘付けになる。海外歴史物やファンタジー作品も例外ではなく、『レッドクリフ』や『ロード・オブ・ザ・リング』の戦争シーンから目が離せない。だががいうには、その顔はいつも暗いらしい。国内外の会戦映像を見ていると、いつも必ず雑念がわいてくる。特に気になるのは陣形と兵種の動きで、なぜもっと説得力ある映像にできないのかと残念な気持ちにさせられるのである。 たとえば黒澤明の『影武者』。クライマックスの長篠合戦は世界的に評価が高く、その映像は悲壮感いっぱいで美しい。しかし今見直してみると、いささか人工的すぎないだろうか。西部劇の騎兵隊よろしく一斉突撃するサラブレッドの勇姿は優美なものの、戦国時代の

    「陣形の研究」兵法の変遷をたどってわかった、驚きの中世軍事史(乃至 政彦)
  • 米軍を唖然とさせた日本軍の人命軽視〜重傷病者には「自決」を要求(一ノ瀬 俊也)

    兵は味方兵士の「遺体」回収にものすごく熱心だった。しかし、その一方で、苦しんでいる傷病者の扱いは劣悪で、撤退時には敵の捕虜にならないよう「自決」を強要した。このような態度を米軍はどう見ていたか? 一ノ瀬俊也『日軍と日兵 米軍報告書は語る』より「第二章 日兵の精神」を特別公開します。 個人とその生命を安易に見捨てた過去の姿勢を、現代の日社会は脱却できたと言えるのだろうか……。 葬送と宗教 日兵の宗教観と死生観について、米軍はどのように観察していたのだろうか。 書にたびたび登場する元捕虜の米軍軍曹は、日軍将兵の死者に対する弔い方、宗教精神のあり方を次のように詳しく描写している(IB*1945年1月号「日のG.I.」)。 *米陸軍軍事情報部が1942-46年まで部内向けに毎月出していた戦訓広報誌Intelligence Bulletin(『情報公報』)。日軍とその将兵、装備

    米軍を唖然とさせた日本軍の人命軽視〜重傷病者には「自決」を要求(一ノ瀬 俊也)
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