こんにちは、ほぼ日刊イトイ新聞の菅野と申します。 「『かないくん』ができるまで」のルポを担当します。 初期の頃、写真を特に撮っていなかったので、 文中の説明イラストも菅野が描きます。 連載の中では、物語の筋には ふれないようにつとめますが、 発案者の糸井重里が前提として考えていた本のテーマは この第1回にお伝えします。 さて、2011年11月4日夜7時。 いまから2年少し前の秋に、時間はさかのぼります。 私たちは、谷川俊太郎さんのご自宅の近くの 「竹八」さんにいました。 ↑ メンバーは、俊太郎さん、糸井、 「ほぼ日」編集担当の永田、菅野です。 実はこの1年ほど前から 「ほぼ日」ではちいさなグループをつくり 絵本を発刊したいと考えてきました。 そして、絵本の最初の書き手として、 自分たちが強く希望したのが、 詩人の谷川俊太郎さんでした。 糸井重里は私たちにこう言いました。 「谷川俊太郎さんに
新年あけましておめでとうございます。 新春企画・糸井重里によるあんこのお話は、 ほぼ日内にしつらえた特設会場、 「あんこの間」にて開催されました。 こちらが、「あんこの間」の演壇です。 会場の基調となるカラーは、白。 新年のまっさらな気持ちと、大福の皮をイメージしました。 写っている女性は、「ほぼ日刊イトイ新聞」の乗組員。 本日、糸井の介添人をつとめる者です。 彼女がこの役に選ばれた理由は、「着物を持っていたから」。 その介添人が、糸井を呼びにいきます。
うなぎ屋の匂いが街中にひろがる いい匂いにつられて、みんなご飯がはずむ 食がはずむと、米が足りなくなる コメ不足に農林大臣が緊急発言「国民はイモを食べるように」 イモ食になると四六時中オナラが出る で、町の会話「このごろ空気が臭くなってきたわね」 大気のへイ害に環境庁長官緊急発言 「早急に排出ガスを規制したい」 さあ環境庁が忙しくなるから、自然保護まで手が廻らない 監視の目が甘くなると乱開発する奴が増える 彼らは切った木材をどんどん安値で、おろす そこで、 電線が唸る 電線が唸ると、気になって眠れない 眠れないから、起きて探偵小説を読む 探偵小説を読むと、殺人をやってみたくなる 殺人をすると、逃げねばならぬ 逃げるために、足を鍛えておく 足を鍛えるために、マラソンをする マラソンをすると、のどがかわく のどが渇けば、水を飲む みんなが水を飲むと、水不足になる 水不足だと、水洗トイレが使えな
ほぼ日刊イトイ新聞は、創刊以来、 「対話」をテーマのひとつとして考えてきました。 そこで、「対話(ダイヤローグ)」をテーマにした ゆるやかな特集を組みたいと考えております。 まず最初に、日本建築の世界で活躍され、 工房で、木材や石材をはじめとする 素材との対話を続けてこられた 朝比奈さんにお話を伺いたいと思いまして。
対談、鼎談、雑談、座談会‥‥。 ほぼ日刊イトイ新聞には 創刊以来、たくさんの人たちが登場し、 たくさんの「ことば」を残してくださいました。 そういったさまざまなことばのやり取り、 「ダイアローグ(対話)」を ぜんぶリストにまとめて 読みやすく紹介しようというプロジェクトです。 毎年、少しずつバージョンアップしてるんですが 今回は、「あとで読む!」機能をつけてみました。 お時間ができたとき、ちょっとした待ち時間などに ぜひ、お役立てください。 また、今回のバージョンアップでは みなさまのコメントを リストに添えられるようにしました。 どうぞ、読んだコンテンツ、好きな対話に コメントを残してくださいね。 ~「あとで読む!」機能について~ おもしろそうだけど、いまは読む時間がない! そんなときはリストについている 「あとで読む!」ボタンをクリックしましょう。 自分だけの「あとで読む!」リストに
ヤマケイの図鑑新シリーズ「散歩道の図鑑」。 野鳥、雑草の花に続いて登場するのは、 われらがきのこ。 街中の道端や公園、里山などで出会える、 身近なきのこ100種を厳選。 とはいえ、阿寒の森で撮影したきのこも 多数掲載しています。 きのこの特徴を 簡潔に表すキャッチフレーズをつけ、 雑学や食毒など きのこの特徴や魅力をわかりやすく解説。 初心者にもぴったりの構成になっています。 軽く、片手で持てるコンパクトサイズ、かつ、 大きく開ける丈夫な製本(PUR製本)なので、 持ち歩きにぴったり。 もちろん、室内で読んでもお楽しみいただけます。 あしたの散歩が、今日よりもっと楽しくなる、 いちばん身近なきのこ図鑑です。
できちゃったからできちゃった、 というところでやってきたもんですから。 なんだかぼくは、結局、 読み手としての自分が 書いてるような気がするんですよ。 言葉が生まれることと読むことが ひっくり返しになって、 読み手が読んでることと 書き手が書いてることが おなじになってきちゃって。
この9月(2011年9月)に 被災地の応急仮設住宅の約95パーセントが 完成あるいは着工されたのを機に、 調査を開始しました。 それに先立つ8月には 岩手県釜石市、宮城県仙台市と登米市に 調査拠点を新設しています。
まぁ、そうなの? じゃ、ほんとに、 こんなにいっぱいいらっしゃるのね。 わたしね、糸井事務所って お勤めの人がいっぱいいるんだなと思ってて、 事務所の人がみんな同じ方向向いて 机のとこで事務してるような 珍しいとこ見れるんだな、と思ってたから、 入ってきて、うんと驚いてます。
グレイトフル・デッドはいまも活躍しています。 数ヶ月前には、CD73枚組のボックスセットを450ドルで発売し、 4日間で7200セットが完売しました。 バンドメンバーたちもツアー活動をつづけています。 フィル・レッシュとボブ・ウィアーのバンド「Furthur」、 ビル・クライツマンのバンド「7 Walkers」、 ミッキー・ハートも自分のバンドを率いていて、 2011年現在、3グループともツアーをしています。 みんな演奏することが大好きで、 これからもできる限り活動を続けていくでしょう。 ブライアンの会社のハブスポットは、とても好調です。 すでに社員数は300人。 アメリカのビジネス誌「Inc.」 の選ぶ 全米成長企業500社の33番目にランクインするほど急成長しています。 私の方は、いつも音楽ビジネスと 自分の仕事の共通点について考え続けています。 昔は、音楽はレコード会社に独占されてい
あの、ガイドのかっこいい彼に? いいんじゃないかな、 ぜひ、訊いてみようよ。 ──夜這いの話とは?── それは、そもそも一行がブータンに来る きっかけになったともいえるエピソード。 ある日、伸坊さんが観たテレビ番組で、 いまもブータンの辺境に残るという 「夜這い」の風習を特集していた。 夜這いとは、すなわち、 意中の娘さんの寝床に男が忍んでいくこと。 伸坊さんが観たドキュメンタリー番組の中では、 夜這い未体験の純情な青年に、 夜這いの名人が夜這いについて レクチャーしていたという。 音を立てずにその娘の部屋に入っていき、 寝ている彼女にそっとナスを握らせ、 ナスを握り返したら「OK」らしい。 それって本当? ということが かつての黄昏で話題になったのだった。 くわしくは、こちらをどうぞ。
先日、赤瀬川原平さんと糸井の鼎談「黄昏」で、 ご登場いただいた南伸坊さんが、 生涯3度目となる展覧会を開くそうです。 ところが‥‥ですね、展覧会直前だというのに‥‥ですね、 ええと、これ以上は糸井との対談をお読みください。 このふたりってば、ほんとに「友だち」なのね。
‥‥えっさ、ほいさ、えっさ、ほいさ。 2010年1月某日、都内のキャンプ場。 見ると、食材をいっぱい積んだリヤカーをひく男。 ほぼ日のシェフ武井のようです。 時刻は朝の10時すぎ。晴天。 ‥‥えっさ、ほいさ、えっさ、ほいさ。 リヤカーの男は、道なき道をすすみます。 武井さん、小芝居ありがとうございます。 そうです、今日は「ほぼ日の芋煮会」の開催当日。 どこまでも青い空と 1月にしては暖かな陽射しが、われらを迎えてくれました。 まえまえから 糸井重里が「やりたいやりたい」と言っていた 「芋煮会」を (少々時期はずれですけど)、 これから、はじめようというのです! 場所は江東区立若洲公園。キャンプだけでなく海釣りなども楽しめる。 本日の参加メンバーは、かような人たち。
今回、「ほぼ日」乗組員有志が向かう先は、 コズフィッシュ。 親しみ込めて「そぶちゃん」とお呼びしている、 日本が誇るグラフィックデザイナー、 祖父江慎さん率いる事務所です。 さて、なぜ、コズフィッシュを 訪問することになったのでしょうか。 それは、糸井重里が、 あるミーティングで、こう発言したからです。 「おまえたち、 祖父江さんのところに行って、 祖父江さんを見てくるといいよ」 さらに、なぜ、糸井重里が このように発言することになったのかというと、 それはたまたま、 2010年4月22日から松屋銀座で開催される 「ゴーゴー・ミッフィー展」の 祖父江さんによるグッズデザインのアイデアラフを 糸井が拝見する機会があったからです。 こちらが、そのアイデアラフのコピーです。 肉筆で書かれた、あふれて出たような、 たくさんのアイデア。 めくってもめくっても たのしくかわいくうっとりするような思いつ
時はけっこうさかのぼって、2009年6月。 以前から、糸井重里と懇意にしてくださっている (当時は)新潮社の編集者・松家仁之(まさし)さんが 2009年度から2010年度までの2年間、 慶應大学のSFCで、ゼミを持っていたんです。 で、そのゼミの授業の一環として 学生のみなさんが 「ほぼ日を、もっと良くするには?」 というアイディアを考え、 ほぼ日にもって来てくださったことがあります。 今から約2年前のことです。 ふだん、それほど交流が多いとはいえない 20歳前後の大学生が大挙してご来社。まぶしい若人。 何チームかにわかれて発表してくださり、 いろいろと 参考になる意見をもらったんですけど、 糸井重里の第一声は 「新しい読者を獲得するアイディアとかを たくさん『プレゼン』してくれたけど、 きみたち、何かのセールスマン?」 ぼくら乗組員にとっては、 まぁ、ふだんのMTGのノリなんですが、 学
2007年の3月に、 細野さんと横尾忠則さんのお宅にうかがい、 この夢日記の、さし絵をお願いしました。 そして待つこと4年。 こんにちは、ハリーです。 (ハリー細野じゃなくて、「ほぼ日」のハリーです。 ややこしくてすみません) あれから4年がたちました。 この間、風のたよりに 「まだ動きなし」 「そろそろ描きそうだ」 「いよいよ描くらしい」 「やっぱりやめたらしい」 「なぜか細野さんの顔写真を集めているらしい」 など、さまざまな噂が聞こえてきました。 時間が経つというのは、おそろしいもので、 さいしょはしきりに気をもんでいたのが、 「いつか描いてくれたらいいな」を経て、 やがては「描いてくれら、もうけもの」という境地に至り、 このごろは、そんなことさえすっかり忘れて‥‥。 で、ついこないだのことです。 細野さんのマネージャー 谷本さんから電話がかかってきました。 「横尾さんの絵、とうとうで
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