以前から高速鉄道の計画が浮かんでは消えを繰り返していた豪東海岸で、 「中古の新幹線の導入」という案が提示され、話題になっています。 発案者はゴールドコースト市の市長、トム・テイト氏で、 クイーンズランド州のゴールドコーストと、 州都ブリスベンとの間(約100キロ)を結ぼうという計画です。 現在も両都市を結ぶ鉄道は存在しているものの、 ゴールドコーストの中心部までは乗り入れていないことから、 乗り換えの時間などを含めると2時間近くかかり、 通常は電車よりも自動車で移動するのが一般的になっています。 しかし高速鉄道が出来れば、その時間は4分の1ほどに。 ゴールドコーストの市民にとってブリスベンが通勤圏になり、 また慢性的な酷い渋滞も緩和されるなどの効果が期待されています。 ネックはコストなのですが、その問題を解決する方法として浮上したのが、 日本から中古の新幹線を買い取ることでした。 中古なが