Linux、UNIXでアーカイブファイルに関するコマンドといえば、やはりtarコマンドだろう。 アーカイブファイルとは、多数のファイルをそのユーザ・グループ情報やパーミッション、タイムスタンプ等の情報と共に、一つにまとめたファイルのことだ。ただのアーカイブファイルだと圧縮までは行われないため、通常はgzipと組み合わせて圧縮もさせる。 今回はこのtarを作成するtarコマンドについて、覚えておくと便利な使い方を紹介する。 なお、使用したのはCentOS 7にインストールされている以下のバージョンとなる。 [root@test-centos7 ~]# tar --version tar (GNU tar) 1.26 Copyright (C) 2011 Free Software Foundation, Inc. 使用許諾 GPLv3+: GNU GPL version 3 またはそれ以降